Appleが2023年2月以降の、Appleマップの画像収集作業についてアナウンスしています。
Appleマップの品質向上と、周囲を見回すLook Around機能のために、画像データを集めるものです。
以下の地域では、2023年2月1日から11月30日までの10か月間、車両による収集が行われます。
茨城、山梨、三重、愛媛での撮影は、今回がはじめてです。
- 茨城県:土浦市、古河市、常総市、つくば市、坂東市、稲敷市、稲敷郡、猿島郡
- 栃木県:宇都宮市
- 埼玉県:飯能市、鴻巣市、久喜市、北本市、坂戸市、鶴ヶ島市、日高市、入間郡、比企郡
- 山梨県:甲府市、富士吉田市、都留市、山梨市、大月市、韮崎市、南アルプス市、北杜市、甲斐市、笛吹市、上野原市、甲州市、中央市、西八代郡、南巨摩郡、中巨摩郡、南都留郡、北都留郡
- 三重県:桑名市、桑名郡
- 滋賀県:大津市
- 兵庫県:川辺郡
- 奈良県:奈良市、天理市、桜井市、御所市、高市郡
- 岡山県:倉敷市
- 広島県:福山市
- 香川県:丸亀市、香川郡
- 愛媛県:松山市
また以下の地域では、2023年2月1日から6月30日までの5か月間、バックパックを用いてのデータ収集が予定されています。
バックパックに搭載されたカメラとスキャナーを使って、徒歩によりデータ収集が行われます。
- 北海道:札幌市
- 東京都:町田市
- 神奈川県:横浜市、川崎市、相模原市、厚木市
- 岡山県:岡山市
バックパックでの収集対象となっているエリアは、地図で公開されています。
公式サイト:Appleマップの画像収集作業について
※追記:これらの予定は一旦白紙撤回されました。歩行者による画像収集のみ、3月10日から予定されています。
ニュース解説
Look Aroundは、GoogleストリートビューのAppleマップ版といえる機能です。
日本では現在、以下の都市が対応しています。
- 千葉市
- 福岡市
- 広島市
- 金沢市
- 川崎市
- 神戸市
- 京都市
- 名古屋市
- 新潟市
- 大阪市
- 相模原市
- さいたま市
- 堺市
- 札幌市
- 仙台市
- 静岡市
- 高松市
- 東京都
- 横浜市
公式サイト:iOSとiPadOS – 利用できる機能 – Apple
前回行われていたデータ収集は、2022年11月末で終了していました。
2か月あけて、新たな地域も含めて作業を再開する形です。
これまでにデータ収集が行われても、まだマップに実装されていない地域もあります。
歩行者によるデータ収集は、車の入れないような道や公園、歩道のデータを取得できます。
対象の地域では、カメラ付きのバックパックを背負った、Appleマップ撮影マンに出会うかもしれません。
Appleって地図作るの人力なんか…w
伊能忠敬かよw pic.twitter.com/9AJM3mo4bN
— 侍ライダ一@サムライダ一 (@Sam_rider_) March 25, 2022
データ収集には、iPhone/iPadを使った方法もあるのですが、今回の予定には含まれていません。