「Decoded Leather Card Sleeve Stand」をレビューします。
MagSafeシステム対応のiPhoneに、マグネットで吸着するカードケースです。
スタンド機能も搭載しています。
Apple限定販売です。
▲ iPhoneケースなどのレザー製アクセサリを展開している、オランダのブランドDecodedの製品です。
iPhoneにマグネットで吸着するMagSafeカードケースは、さまざまなメーカーからリリースされています。
Apple純正の「レザーウォレット」(写真右)以外で、Apple Storeで取り扱うサードパーティ製品は、この「Decoded Leather Card Sleeve Stand」が初となります。
純正レザーウォレットとは違い、「探す」対応ではありません。
(純正レザーウォレットも、初期モデルは「探す」に対応していません)
▲ ほぼカードサイズの、薄い板状の製品です。
カードケースの片面に、斜めのラインが特徴のバンドを取り付けたような構造です。
オランダ国旗のトリコロールカラーが、端の部分にあしらわれています。
重さは48gで、純正レザーウォレット(33g)と比較すると、少し重たいです。
▲ 「最高品質のフルグレインレザー」とされる、本革が使用されています。
ブラックとブラウンの、2色のカラーバリエーションです。
ここではブラウンを使用しています。
ブラウンといっても、かつて純正レザー製アクセサリで展開されていた「トープ」のようなベージュ色です。
▲ iPhoneに貼る側には、黒い帯状のシートが貼られています。
メーカーのロゴマークの「D」が刻印されています。
▲ バンド部分を持ち上げると、連動してカードポケットの口が開きます。
▲ MagSafeシステムに対応するiPhone 12/13/14シリーズに、マグネットでぴたっと吸着します。
向きをまっすぐに整えるための、オリエンテーションマグネットも内蔵しています。
▲ クレジットカードやICカードを、2枚まで収納できます。
1枚だけ入れても緩くありません。
閉じるとカードは見えなくなり、抜け落ちる心配もありません。
スキミングを防止する、RFIDブロッキング機能を搭載しています。
非接触型ICカードは、取り出さないと使えないと思われます。
▲ カード収納口を折り返すようにして、バンド部分を三角形に起こすことで、スタンドとして使えます。
マグネットの吸着が弱くて、このような形で固定するには、コツが要ります。
ぐっと押し付けるようにしないと、固定されません。
▲ 縦向きに立てると、FaceTime通話時などに便利です。
収納したカードは見えてしまいます。
▲ 横向きに寝かせて、ビデオ鑑賞などに便利な横置きスタンドにもなります。
▲ マグネットで吸着しているので、iPhoneを90度回して、横向きにすることもできます。
すこし高さが出て、この方が見やすいかもしれません。
▲ あまり意味はないですが、MagSafe対応のAirPods充電ケースも設置できます。
▲ バンド部分に指を通して、片手で保持しやすくする落下防止バンドとしても使用できます。
▲ マグネットを内蔵したMagSafe対応ケースなら、iPhoneに装着したまま「Decoded Leather Card Sleeve Stand」を使用できます。
まとめ
カード収納だけにとどまらない機能性を備えた、MagSafeカードケースです。
練られた設計で、カードケースにスタンド機能が加えられています。
落下防止バンドとしても使えます。
iPhoneに貼るカードケースとして使わなくても、折りたたみ式スタンドとして持ち歩いてもいいでしょう。
「Decoded Leather Card Sleeve Stand」はApple Store/Apple公式サイトでの限定販売です。
価格は税込各6,400円です。
販売ページ:Apple公式サイト