初期のiPod(第1/第2世代)は、接続端子にFireWireが採用されていました。
Mac/Windows PCとの接続には、FireWire(400)規格のケーブルが使われていました。
この初代iPodも変換アダプタを使えば、現行のThunderbolt/ USB-C端子を搭載したMacと接続して、現在でも音楽データの同期・転送ができます。
ただしFireWire(400)からThunderbolt/USB-Cに、直接変換するアダプタは存在しません。
約20年の溝を埋めるためには、間にThunderbolt 2とFireWire(800)の、2種類の端子を経由する必要があります。
必要なのは、以下の変換アダプタです。
- Thunderbolt 3(USB-C)- Thunderbolt 2アダプタ(Apple純正・MMEL2AM/A)
- Apple Thunderbolt – FireWireアダプタ(Apple純正・MD464ZM/A)
- FireWire 800 – FireWire 400 変換アダプタ(エレコム AD-IE6FT9Mなど)
そしてFireWire 400 -FireWire 400 ケーブルでiPodと接続します。
FireWire 800 – FireWire 400 変換アダプタの代わりに、FireWire 800-400ケーブルを使う方法もあります。
(サンワサプライ KE-B962WKなど)
目次
補足
- 「FireWire」端子は「IEEE1394」とも呼ばれます。
- FireWire 400端子は「6ピン」、FireWire 800端子は「9ピン」です。
- WIndows PCなどでは、FireWire規格が「i.LINK」と呼ばれている場合があります。「i.LINK」では、4ピンの端子が使われていることがあります。