アップルのクラウドサービス「iCloud」発表

iCloud

アップルが「iCloud」を発表しています。
各種書類やアプリ、カレンダーなどを、複数のデバイス間で同期できるクラウドサービスです。

これまでパソコンとの有線接続が必要だった、データの同期やバックアップなどが、複数のデバイス間で自動的に行えるようになります。
これまで有料の「MobileMe」で提供されていたサービスは、「iCloud」に引き継がれ、無料で利用できます。
正式バージョンは秋に、iOS 5と同時に提供予定とのこと。

iCloudの主なサービス内容は以下。

  • 従来のMobileMeサービス:連絡先、カレンダー、メールの同期、共有。
  • 購入したアプリや電子書籍を、所有するすべてのデバイスにダウンロードできる。
  • iCloud Backup:iPhone、iPad、iPod touchを充電中に、Wi-Fi経由でデータをバックアップする。
  • iCloud Storage:5GBの無料ストレージ。作成した書類をシームレスに保存。所有する他のデバイスに、書類をプッシュ配信。
  • Photo Stream:撮影した写真を、ほかのデバイスにプッシュ配信。
  • iTunes in the Cloud:iTunes Storeで購入した音楽を、追加費用なしでほかのデバイスにダウンロードできる。
  • iTunes Match:CDから取り込んだ曲でも、「iTunes in the Cloud」を利用できる、有料のオプションサービス。米国のみで、年間24.99ドル。

無料の後継サービス「iCloud」が発表されたことで、「MobileMe」の新規登録は、受付が終了されています。

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