CASETiFYから発売されている、MagSafeモバイルバッテリー「PowerThru Slim Power Bank スリムモバイルバッテリー」をレビューします。
MagSafe対応のiPhoneにマグネットで吸着し、ワイヤレスで充電ができます。
レビューにはメーカー提供の評価用サンプルを使用しています。
▲ ここでは従来品（写真右）より薄型化されたスリム版（同左）を使用しています。
2025年7月にリリースされたアップデート版です。
容量は従来と同じ5,000mAhのままで、厚みが従来の13mmから、10.9mmに薄型化されています。
縦・横の寸法はやや大きくなり、重さは若干軽くなっています。
- 従来品：103 × 64 × 13mm、130g
- スリム版：105 × 66 × 10.9mm、126g
▲ 通常モデルは、ブラック、チェリーレッド（このページで使用）、コバルトブルーの3色と、鏡面仕上げのミラー版の、全4種類です。
いずれも好きな文字を入れるカスタマイズができます。
キャラクターやブランドとコラボした、デザイン柄入りのバージョンもあります。
長さ40cmのUSB-Cケーブルが付属しています。
▲ 表面はコーティングが施された光沢のあるポリカーボネートです。
エッジの面取りされた部分に、控えめにブランド名が刻印されています。
▲ iPhoneに貼る面は、滑りにくいラバー仕上げです。
▲ 側面にUSB-C端子があります。
PowerThru Power Bankの再充電のほかに、有線接続でのデバイスの充電にも使えます。
▲ 反対側にボタンと、バッテリー残量を示すインジケーターがあります。
▲ 電源アダプタは付属していません。
Apple純正の20W USB-C電源アダプアを使用して、残量ゼロの状態から2時間10分でフル充電になりました。
▲ iPhone 16 Proに装着したところ。
スリム化により面積が大きくなったためか、6.1インチ、6.3インチのiPhoneに装着すると、底部に少しはみ出ます。
iPhoneにケースを装着していると、ぴったり揃う感じです。
磁力は強めで、しっかり吸着します。
iPhoneに接続するだけで、充電が開始されました。
接続時にiPhoneの画面には、円形のインジケーターが表示されます。
iPhone 15 Proをバッテリー残量ゼロでシャットダウンした状態から、MagSafe接続でワイヤレス充電してみました。
充電開始から30分で33％、そこからさらに30分（開始から1時間）で50％まで充電されました。
iPhoneのバッテリー残量が80％になったのは、開始から1時間30分後です。
80％を超える充電にかかる時間は、iPhoneの「バッテリー充電の最適化」機能によりソフトウェア制御され、使い方や温度、ユーザーの設定によって変わります。
開始から約3時間で95％まで充電され、PowerThru Power Bankの容量を使い切りました。
▲ USB-Cケーブルによる有線接続でも、iPhoneなどを充電できます。
有線接続の方が、ワイヤレス充電よりも効率的に充電できるはずです。
有線接続で充電しながら、MagSafeのマグネットでiPhoneの背面にくっつけることもできます。
▲ ワイヤレスと有線接続で、2台のデバイスを同時に充電することもできます。
▲ PowerThru Power Bankを再充電しながら、ワイヤレス接続でiPhoneを充電する、パススルー充電にも対応しています。
まとめ
容量そのままで従来品よりも薄型化され、充電しながら持ちやすくなったMagSafeバッテリーです。
カードケースと遜色ない薄さになり、iPhoneを操作しながらでも充電しやすいです。
2台同時充電や、パススルー充電など、必要な機能もしっかり備えています。
公式サイトや直営店CASETiFY STUDiOでは、好きな文字を入れるカスタマイズもできます。
キャラクターやブランドとコラボしたバージョンもあります。
CASETiFY PowerThru Slim Power Bankは、メーカー直販サイトで販売中です。
販売ページ：CASETiFY