アップルのスペシャルイベントとは
アップルは新しいiPhoneやiPad、新サービスなどをお披露目するために、年に2〜3回、発表イベントを行います。
開発者向けイベントWWDCの中で行われる基調講演以外で、新製品・新サービスのために発表会が催される場合は、開催の1週間ほど前に、報道関係者に招待状が届きます。
招待状のキャッチコピーやグラフィックには、発表内容のヒントが隠されていることがあり、さらに興味を引かれる仕掛けになっています。
リアルタイムで発表内容を知るには
イベントは米国で、現地時間の朝に開催されるため、日本では夜中になります。
2012年9月のiPhone発表イベントの場合は、現地時間9月12日午前10時、日本時間で13日午前2時(12日の26時)からです。
イベントが始まる直前から、Apple公式サイトがメンテナンスに入り、「We’ll be back」の表示になっているはずです。
イベントの映像を、アップルがストリーム配信していたこともありましたが、最近は行われていません。
イベント会場からのUstreamなどを使ったライブ配信は許可されていないので、映像をリアルタイムで見ることはできません。
発表内容をリアルタイムで知りたい方は、発表会に参加しいてるメディアによる、テキストと写真による実況中継を見ることになります。
EngadgetやGizmodoなどの現地メディアがテキスト中継したものを、日本の有志が翻訳して伝える、ということが、毎回行われています。
中継サイトの一覧を、アップルの発表イベントまもなく開催、このあと午前2時からに掲載しています。
私の場合は、米Engadgetのテキスト・写真中継を見ながら、macwebcaster.comによる日本語翻訳の音声配信を聞いています。
またTwitterのタイムラインを見ながら、夜中まで起きて発表をチェックしている皆さんと、イベントの時間を共有して楽しんでいます。
発表の流れ
基調講演は毎回、だいたい決まったようなパターンで進行します。
最初はCEOのティム・クックが登壇します。
○○が何万台売れて、○○の利用者は何万人、といったように、最近の業績を伝えて、アップルの好調さをアピールします。
そのあと、フィル・シラーやスコット・フォーストールなどの役員にバトンタッチし、いよいよ新製品が発表されます。
新ハードやサービスに対応するものをすでに用意している、サードパーティの開発者などが登壇することもあります。
新製品のCMやプロモーション動画なども流されます。
基調講演の時間は、60分〜90分ほどです。
CEOのティム・クックが再度登壇し、締めの挨拶をしたら、イベントは終了です。
スティーブ・ジョブズの基調講演では、イベントの後半にサプライズを用意して「One more thing」として紹介するのが恒例となってましたが、ジョブズ以外で行われたことはありません。
イベント終了後
アップルの製品公式ページが、順次最新のものに更新されます。
時間がかかることもありますが、Apple公式サイトも利用可能になります。
基調講演では、新製品やサービス内容を、詳細にすべて解説するわけではないので、公式ページを見てはじめて明らかになる情報もあります。
また、基調講演では触れられなかったアクセサリ類などがリリースされていることもあります。
数時間後には、基調講演の映像がアップルのサイトで見られるようになります。
さまざまなニュースサイトやブログで、発表内容が伝えられます。
このサイト「iをありがとう」でも、順次記事を公開します。
夜中・朝方まで起きていられないという方は、朝起きてからチェックしてください。
コメント
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