【コラム】iPad mini Retinaディスプレイモデルに、旧iPad mini用のケースは使える? 新しく搭載された背面マイクに要注意

iPad mini Retinaディスプレイモデルと、これまでの古いiPad mini(第1世代)は、デザインと形状がまったく同じです。
実際にはRetinaディスプレイの方が0.3ミリ厚いのですが、誤差の範囲といってもいい違いです。
アップル純正の「iPad mini Smart Case」と「iPad mini Smart Cover」も、Retinaディスプレイと第1世代の両方に対応しています。

第1世代iPad mini用として発売されたケースも、そのままiPad mini Retinaディスプレイモデルに使えそうに思われるかもしれません。
実際に試してみると、ポリカーボネートなどのハードケースは、流用が困難です。
シリコンやTPUなどのソフトケースや革ケースは、使えないことはありません。
ただし注意すべき点は、iPad mini Retinaディスプレイモデルで新しく搭載された、背面のマイクです。

iPad mini Retinaディスプレイモデル

iPad mini Retinaディスプレイモデルでは、これまでの上側面マイクのほかに、もうひとつ背面にもマイクを搭載した「デュアルマイク」が採用されています。
Appleマークの上の方に見える、小さな穴がそれです。
第1世代iPad mini用のケースを装着した場合、この背面マイクが塞がってしまいます。
アップルの「iPad mini Smart Case」も、背面マイク用の穴が開けられています。
iPad mini Smart Case

iPad mini Retinaディスプレイモデルに買い替えた場合は、ケースもiPad mini Retinaディスプレイモデル対応の、背面マイクの穴が開いたものに買いなおす方がいいでしょう。
バズハウスデザイン ハンドメイドレザーケース for iPad mini」などの、差し込んで収納するだけのスリーブ式ケースなら問題はありません。
バズハウスデザイン ハンドメイドレザーケース for iPad mini

画面を覆うだけのカバー「iPad mini Smart Cover」は、iPad mini Retinaディスプレイモデルが発表された際に、カラーバリエーションが刷新されています。
第1世代用として発売されたものと仕様は変わっておらず、引き続きRetinaモデルで使用できます。

iPad mini Retinaディスプレイモデル対応の、ケースと保護フィルムの一覧はこちら。

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