Colorantから発売されているiPhone 5/5s用ケース「Link PRO for iPhone 5/5s」をレビューします。
Colorantとしては初めての、耐衝撃性に優れた「タフケース」「防護ケース」などと呼ばれているジャンルの製品です。
この「Link PRO」は他社の防護ケースには見られなかった独自の構造で、米軍の物資調達規格にも準拠した耐衝撃性能を備えています。
▲ ケースに貼って使う液晶保護フィルムが2枚と、ネックストラップ、ハンドストラップがセットになっています。
▲ ケースは、背面を保護するTPUケースと、前面のポリカーボネート製カバー、背面の穴を埋める「インナーピース」の、3つのパーツで構成されています。
6色のカラーバリエーションで、このページではシルバーを使用しています。
▲ インナーピースを付け替えることで、ベルトクリップや車載ホルダー、壁面ホルダーなどに取り付けられるようになる仕掛けです。
しかし2014年5月現在、オプションパーツは発売されていません。
▲ 柔軟性のあるTPUケースにiPhoneを入れて、前面のカバーを被せます。
▲ iPhoneに装着したところ。
iPhoneをしっかりとカバーし、衝撃から守ってくれそうな安心感があります。
耐衝撃性能は、米軍の物資調達規格MIL-STD-810G（ミリタリーグレード）に準拠しているとのこと。
防水性はありません。
▲ 背面は緩やかなカーブを描いています。
TPU製なので滑りにくく、持ちやすいです。
▲ 前面カバーのツメが、背面から飛び出して見えています。
無骨でミリタリーっぽい格好よさがあります。
▲ 前面はフチの部分が厚く、画面の端がやや操作しにくいです。
ホームボタンは、iPhone 5sの指紋認証なども問題なく操作できます。
iPhone底部のマイクとスピーカーは、前面の穴を通して使用できます。
▲ スリープスイッチは、周りよりも凹んだユニークな形状です。
▲ ボリュームボタン部分も、スリープボタンと同様に凹んでいます。
▲ ケースの前後に貫く赤いパーツをスライドさせることで、消音スイッチを切り替えられます。
前面側から押し込むとサイレントモードになり、背面側から押し込むと音が出るようになります。
▲ ヘッドホン端子とLightning端子は、開閉式のキャップでカバーされています。
ヘッドホン端子の穴は小さめです。
▲ Lightning端子には、アップル純正の5種類のアダプタのうち、幅の広い「30ピンアダプタ」以外の4種類を接続できました。
▲ 穴が大きくてヒモを通しやすい、ストラップホールも用意されています。
ハンドストラップとネックストラップが付属しています。
▲ ケースに貼って使う、液晶保護フィルムが付属しています。
ケースで衝撃から保護しながら、同時に画面を傷からも守れるようになります。
前面パーツの内側から貼り付けて使います。
▲ フィルムを貼っても、画面の操作性・ホームボタンの操作性は変わらず、快適に操作できます。
iPhone自体に液晶保護フィルムを貼っているなら、このフィルムは貼る必要はありません。
厚さ0.32ミリの強化ガラス製カバー「Armorz Stealth Extreme Lite」は、貼ったままで使用できました。
まとめ
厚く柔軟性を備えたTPUケースと、前面を守るハードカバーで、しっかりとiPhoneを守ってくれそうな頼もしさがあります。
やや大振りではありますが、全体的に丸みを帯びた形状で握りやすいです。
ベルトクリップや車載ホルダーに取り付けられる拡張性を備えていますが、今のところオプション品の発売予定はありません。
ケースに貼る保護フィルムや、スライド式の消音スイッチなど、様々なアイディアが盛り込まれた使い勝手もいい防護ケースです。
「Colorant Link PRO for iPhone 5/5s」は以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込5,184円（消費税8％時）です。