iOS 9で搭載された新機能を紹介します。
iPhoneをテーブルやデスクに置く際に、画面を下向き(裏向き)にすると、バッテリーが長持ちするようになりました。
画面が見えない状態にあるとき、通知が来ても画面を点灯しないことで、電池消費を抑える仕掛けです。
バイブレーションは通常どおり振動します。
裏向きに置かれていることは、iPhoneの上部に搭載されている、ふたつのセンサーを使って認識しているとのこと。
(参考:iOS 9 – 新機能 – Apple)
環境光センサーは、周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動調節するためのものです。
近接センサーは、電話する際に顔がタッチスクリーンに接触して、誤操作するのを防ぐためのものです(顔を近づけると画面がオフになる)。
iPhoneを表向きに置いた状態で、これらのセンサーを手で覆ってテストしてみたところ、通知が来ても画面が点灯しませんでした。
iPhoneをポケットに入れておいたり、手帳型のような画面カバー付きケースを閉じた状態でも機能するでしょう。
透明なガラステーブルなどでは、下向きに置いても機能しない可能性があります。
この機能が働くのは、iPhone 5s以降のみです。
iPad(近接センサーが無い)、iPod touch(環境光センサーも無い)には対応していません。
Apple Watchで通知を受け取っていたり、「おやすみモード」で通知を制限している場合は、省電力効果は見込めません。