【レビュー】JayBird X2 Bluetooth イヤホン:激しく動いても外れにくい、高音質のスポーツ向けワイヤレスイヤホン

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

「JayBird X2 Bluetooth イヤホン」をレビューします。
スポーツ向けのワイヤレスイヤホンです。

米国のメーカーJayBirdの製品で、「BlueBuds X」の後継モデルです。
製品名から「BlueBuds」が取れて、「X2」とシンプルになりました。
新モデル「X2」は新たに、コンプライ製イヤーチップが3サイズ同梱されています。
旧モデルが3色のカラーバリエーションだったのに対し、新モデルは6色に増えています。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ 前モデル「BlueBuds X」(写真左奥)は、イヤホンマニアでもあるフィギュアスケートの羽生結弦選手が愛用し、金メダルを受賞したソチオリンピックの際などに使用していたことが知られています。
私も前モデルを所有していましたが、ランニングウェアのポケットに入れたまま洗濯して、壊してしまいました。
そのあと他社製のスポーツ向けBluetoothイヤホンを試してみましたが、JayBirdのようなフィット感が得られず、ランニングも楽しくなくなってしまいました。
そこへ後継モデルの「X2」が発売されたので、すぐに購入しました。
色は前モデルと同じホワイトを選びました。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ セット内容は以下のとおりです。

  • イヤホン本体
  • シリコンイヤーチップ × 3サイズ
  • コンプライ社製イヤーチップ × 3サイズ
  • ウイング型スポーツイヤークッション × 3サイズ
  • ケーブルクリップ(3個入り・1個は予備)
  • 充電用Micro USBケーブル
  • キャリングケース

スポンジのような質感のウレタンフォーム素材でできた、コンプライ社製イヤーチップが、X2で新たに加わったものです。
収納ケースの形状も変更されました。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ 片方のハウジングの中に、充電用の端子が隠されています。
付属のMicro USBケーブルを使って、USB経由で充電します。
1回の充電で、最大8時間連続再生できます。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ バッテリー残量は、iPhoneのメニューバーに表示されます。
iOS 9なら、通知センターでも見られます。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ イヤーチップは2種類×3サイズから選択できます。
耳から落ちにくくするウイング型のイヤークッションも、3サイズあります。
ウイング型イヤークッションは、必要なければ外しておけます。
装着の方法も、コードを耳から垂らす通常モードと、コードを耳の上にひっかけて後頭部を通す「オーバーイヤーモード」の2通りがあります。
イヤーチップ6種 × イヤークッション4通り(3サイズ+不使用) × 2種類の装着方法で、合計48通りもの組み合わせを試せます。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ これは一般的なシリコン製イヤーチップ。
耳穴にキュッとフィットします。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ こちらがコンプライ社製の、ウレタンフォームタイプのイヤーチップ。
指でつぶしてから耳穴にいれると、もとの形状に膨らんで耳に密着します。
私はShureのイヤホンでウレタンフォーム製チップを使ってから、このタイプのファンです。
耳穴にしっかり固定され、遮音性が高く、低音がしっかり再生されます。
これはコンプライの汎用品ではなく、X2専用に設計されたものです。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ ウイング型イヤーチップを取り付けると、このようになります。
外耳の溝にひっかけて、耳から落ちにくくするためのものです。
私はあえて使っていません。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ ケーブルクリップは、「オーバーイヤーモード」で装着するときに、コードの長さを調節するためのものです。
3個付属するうちの2個を使い、ひとつは予備です。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ クリップでの長さ調節方法は、販売元のサイトに掲載されているPDFマニュアルを参照してください。
iPhoneでも見やすいマニュアルです。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ 「オーバーイヤーモード」で身につける際には、イヤホンの左右を逆にします。
ユニットが上下逆になるために、この方が耳に入りやすくなるためです。
ウイング型イヤーチップを取り付ける方向も、通常とは逆さまです。

もちろん音楽のステレオが、左右逆になってしまいます。
販売元に「これどうなの?」と聞いたことがあるのですが、米国のメーカーでは気にしていないようです。
私も主な用途はランニング用なので、あまり気にしないです。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ これが「オーバーイヤーモード」の装着方法です(公式マニュアルから引用)。
私はコンプライ製イヤーチップ+ウイングは不使用+オーバーイヤーモードで使っています。
コードはできるだけ短くすると、後頭部でコードがつっぱって、耳から外れにくくなります。
頭を激しく振っても、外れることがありません。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ ケーブルの途中に、3ボタン式のリモコン・マイクが搭載されています。
電源オン/オフやデバイスとの同期には、中央のボタンを使います。
iPhoneに付属のEarPodsと同様に、音楽の操作、音量調節、通話ができます。
小さな丸いボタンを三つ並べたデザインは、アップル純正品に比べると押しにくいです。
オーバーイヤーモードで身につける際には、リモコンが裏返しにならないよう注意する必要があります。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ 充電状況やペアリング状況を示すLEDランプが、ハウジングの脇に搭載されています。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ デバイスとの接続・切断時には、ヘッドホンから音声案内が聞こえます。
8台までのデバイスとのペアリング情報を記録できます(マルチペアリング対応)。
2台同時に接続するマルチポイントには対応していません。

Apple Watchと接続して、Apple Watch内の音楽を聞くことも可能です。
非常に身軽に、スポーツ・エクササイズができます。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ 前モデル「BlueBuds X」の頃から、Bluetoothの割に音質がよく評判の製品です。
私は前モデルを壊したので比較はできませんが、音質の良さは相変わらずで満足度が高いです。
前述のとおり激しく動いてもズレないので、ストレスなくランニングに集中できます。
スポーツ時だけではなく、普段使いのイヤホンとしても十分な再生性能です。
保証期間は1年ですが、もし汗が原因で故障した場合は、無期限に保証してもらえます。

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

▲ 収納ケースは、シリコンとプラスチック素材で構成されています。
コンパクトなイヤホンに対して、ケースは大きめです。
私は、豊富な付属品を保管しておくのに使っています。

目次

まとめ

JayBird X2 Bluetooth イヤホン

Bluetooth機能とバッテリーを内蔵しているとは信じられないほど、通常のイヤホンとさほど変わらないコンパクトサイズです。
さまざまな装着方法があるので、自分にフィットする組み合わせを探して装着できます。
スポーツ用・アスリート向けとして開発され、それらの用途には抜群の相性です。
価格は高めですが、相応の利便性と満足度を提供してくれます。
ケーブルが邪魔にならず快適で、音質もよいので、普段使いのイヤホンにもおすすめです。

Jaybird X2 Bluetooth  Headphones

JayBird X2 Bluetooth イヤホンは、以下のオンラインショップで購入できます。
6色のカラーバリエーションが用意されています。
価格は税込各23,976円です。

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