アップルが「Lightning – SDカードカメラリーダー」のマイナーチェンジ版を発売しています。
デジカメで撮影したSDカード内の写真を、iPhone(iOS 9.2以降)やiPadに取り込めるアダプタです。
iOSデバイスのLightning端子に接続して、SDカードを差し込んで使用します。
iPhoneはiOS 9.2以降から利用できます。
従来品と同様に、JPEG/RAWなどの写真や、H.264/MPEG-4などのSD/HDビデオを取り込めます。
新モデル(型番 MJYT2AM/A)では新たに、iPad Proでの利用時にUSB 3の転送速度で取り込めます。
iPad Pro以外では、USB 2に準拠した速度になります。
Apple公式サイトで販売中です。
現在の納期は3〜5営業日です。
価格は従来品と同じ、税込3,780円です。
販売ページ:Lightning – SDカードカメラリーダー
ニュース解説
デジカメで撮った写真・ムービーをSNSで共有したり、バックアップするのに便利なアダプタです。
従来品(MD822ZM/A)と製品名が変わっておらず、デザインもほぼ同じです。
変更点は、iPad Proで転送速度が速くなっただけのようです。
新モデルではSDカードのマークが無くなり、大型化しているようです。
マークが無いと、表裏が把握しにくそうです。
これまでiOS用の2種類のカメラリーダーは、iPad専用で、iPhoneには対応していませんでした。
iOS 9.2でiPhoneでも利用できるようになり、旧モデルの「Lightning – SDカードカメラリーダー」でも写真を取り込めることを確認しました。
USBケーブルを使ってデジカメを有線接続する、もうひとつのカメラリーダー「Lightning – USBカメラアダプタ」も、iOS 9.2のiPhoneで利用できます。
Lightningケーブルを併用してのiOSデバイス同士の接続にも対応し、カメラをつないだときと同様に、カメラロール内の画像を取り込めます。
「USBカメラアダプタ」は仕様変更されていません。