「Marshall HEADPHONES Major II Bluetooth」をレビューします。
ギターアンプで知られる「マーシャル」ブランドの、Bluetoothワイヤレスヘッドホンです。
同社の有線ヘッドホン「MAJOR II」をベースに、Bluetoothに対応させた新モデルです。
このページでは、販売元から評価用に提供いただいたものを使用しています。
▲ ヘッドホン本体に、充電用のMicroUSBケーブル、有線接続用のオーディオケーブルが付属しています。
▲ 本体は折りたたみ式で、コンパクトな状態で持ち運べます。
収納ケースなどは付属していません。
いかついデザインですが、持ってみると軽さに驚かされます。
▲ ブラック、ホワイト、ブラウンの、3色のカラーバリエーションが用意されています。
このページではホワイトを使用しています。
部分的にゴールドを配した、上品なカラーリングです。
主にプラスチック製で、変色・黄ばみを起こしそうな白です。
▲ 右ハウジングの底部に、充電用のMicro USB端子、有線接続用のオーディオ端子、LEDインジケーター、電源ボタンが搭載されています。
電源オン/オフは、ボタンを4秒長押しします。
デバイスとペアリングするには、電源ボタンをダブルクリックします。
右ハウジングの側面には、小さなマイク穴もあります。
▲ 付属のMicro USBケーブルで、USB電源アダプタなどにつないで充電します。
ケーブルもMarshallのロゴが入った、専用設計のものです。
電源アダプタは付属していません。
バッテリー容量は大きく、約30時間の連続再生ができるとのこと。
▲ 耳に乗せるように装着する「オンイヤー型」です。
ハウジングは、コロンとした四角い形状が特徴的です。
Marshallのロゴが立体的に施されています。
イヤーパッドはふかふかで柔らかく、肌触りのよい素材が使われています。
ヘッドバンドの締め付けも硬くないので、耳が痛くなりにくいです。
密閉型で、音漏れは少ないです。
▲ ヘッドバンドは合皮で包まており、外側にはシボ加工が施されています。
頭に触れる内側は、クッション材入りで柔らかいです。
▲ 左ハウジングには、音楽操作用の「コントロールノブ」が搭載されています。
ボタンとして押し込めるほか、ジョイスティックのように4方向に傾けられます。
左手の親指で操作します。
▲ 押し込むと再生/一時停止や、電話への応答ができます。
上下に動かすとボリューム調節、左右に傾けると曲送り/曲戻しになります。
これは初めて見るインターフェースですが、なかなか使いやすく気に入りました。
▲ iPhoneとBluetooth接続します。
2台の機器と同時にペアリングする「マルチポイント」には対応していません。
また、バッテリー残量をデバイスの画面で確認する機能にも対応していません。
▲ 音質は意外にもクセのない、フラットなバランスで、モニターヘッドホンのような印象です。
きらめくような高音域は出ませんが、柔らかく素直な、聴きやすい音です。
▲ 有線接続にも対応し、バッテリーが切れても音楽を聴けます。
ギターのシールドをイメージした、カールコード仕様のオーディオケーブルが付属しています。
▲ 有線ケーブルには、ボリューム調節のできない1ボタン式のリモコン・マイクが搭載されています。
ヘッドホンの「コントロールノブ」は、有線接続時には機能しません。
▲ 2台の「Major II Bluetooth」をオーディオケーブルで接続すると、ふたりで同じ音楽(Bluetooth経由)を聴けるという独自機能が搭載されています。
実際には、つなぐヘッドホンは何でもよく、マーシャル製以外でも機能します。
まとめ
伝統あるオーディオブランドらしい、真面目な音作りがされています。
軽くて身につけやすく、ストレスなくポータブルで使えます。
操作しやすいコントロールノブや、2台のヘッドホンを有線接続できるなど、新しいアイディアも盛り込まれています。
無骨な外観ながら、中身はスマートな、こだわりの感じされる優れた製品です。
「Marshall HEADPHONES Major II Bluetooth」は、以下のオンラインショップで予約受付中です。
3色のカラーバリエーションが用意されています。
価格は税込各18,230円(税別16,880円)です。