「GAMEVICE Game Controller for iPhone v2(GMV-GV157)」をレビューします。
Lightning接続の、iPhone用ゲームコントローラーの新モデルです。
Apple公式サイトでは「Gamevice Controller for iPhone and iPhone Plus」の商品名で販売されています。
iPhone 6/6s、6 Plus/6s Plus、iPhone 7/7 Plusに対応しています。
このページでは、販売元から評価用に貸与されたものを使用しています。
▲ 左右のユニットを、バンドで連結させた構造です。
バンドの中に配線が仕込まれています。
▲ バンド部分は折りたたむことができます。
▲ 左右のユニットがマグネットで吸着し、コンパクトになります。
持ち運びやすく、使わないときに邪魔になりません。
▲ 右ユニットの内側に、Lightning端子を搭載しています。
Apple認定の「Made for iPhone」マーク取得製品です。
▲ まず右ユニットにiPhoneを差し込んで、Lightning端子を接続します。
それから左側のユニットを被せます。
厚めの液晶保護フィルムやガラスフィルムは、干渉する可能性があります。
▲ 4.7インチのiPhone 7/6/6sの場合は、裏面のスライダを引いて、バンドの長さを縮めます。
端まで引っ張ると、カチッとロックされます。
側面のスイッチを動かすとロックが外れます。
5.5インチのiPhone 7 Plus/6 Plus/6s Plusでは、長さ調節の必要はありません。
▲ iPhone 7に装着したところ。
十字ボタンに、2本のアナログジョイスティック、L1/L2/R1/R2ボタン、メニューボタンを搭載しています。
iPhoneを挟んで装着するだけで、ニンテンドーSwitchなどのゲーム専用機のように遊べます。
▲ PlusサイズのiPhoneにも対応しています。
前モデルはカメラレンズが干渉して、iPhone 7 Plusには装着できませんでした。
この「v2」は、iPhone 7 Plusにも使えるようになっています。
▲ 左側ユニットには、スタンダードな十字キーと、アナログスティックがあります。
▲ 右側ユニットには、ABXYボタンとアナログスティックが搭載されています。
「MENU」ボタンは、「スタートボタン」に相当し、ゲームの一時停止などが行えます。
任天堂方式とは、ABXYの並びが逆です。
▲ 人差し指を置く上側面には、L1/L2、R1/R2ボタンを搭載しています。
▲ 握ってみると、手のひらに収まるちょうど良いサイズ感です。
▲ 背面はグリップ状に凹みがあり、しっかり握れる形状です。
この凹みは、折りたたんだ時に連結ベルトを収めるためのスペースも兼ねています。
▲ 底部にヘッドホン端子と、Lightningmメス端子があります。
Lightningケーブルを接続することで、iPhoneを充電しながら遊べます。
▲ ヘッドホン端子は、リモコン・マイクには対応していません。
▲ この「GAMEVICE Game Controller」を使えば、iPhone 7/7 Plusを充電しながら、ヘッドホン・イヤホンを接続することもできます。
▲ ただし、Lightning端子はオーディオ出力には対応していません。
iPhone 7/7 Plusに付属する、Lightning接続のEarPodsは使えません。
また、パソコンとのデータ同期にも対応していません。
▲ iPhoneの接続中は、赤いLEDが点灯します。
4段階のゲージのようなデザインですが、LEDは1個のみです。
これはiPhoneのスピーカー音を通す、穴として機能しています。
▲ 初回接続時に「Appがインストールされていません」というアラートが出るかもしれません。
「App Store」をタップすると、いくつかの対応するゲームが掲載されたApp Storeのページに移動します。
対応アプリはこの他にも無数にあり、このアラートは無視しても構いません。
メーカーの配布している「Gamevice Live」アプリでも、対応ゲームを確認できます。
▲ ゲームで遊んでみます。
「Real Racing 3」「アスファルト8:Airborne」などのレースゲームは、画面を指で覆わずに、大迫力のグラフィックを堪能できます。
対応アプリだと、コントローラーが接続されていることが自動で認識されます。
最初のチュートリアルも、自動でゲームコントローラーでの操作説明が行われます。
視点切り替えなども簡単です。
▲ 「FINAL FANTASY Ⅸ」も、ゲームコントローラーに完全対応しています。
プレイステーションで遊ぶのと、まったく同じようにプレイできます。
操作の難しい画面上のバーチャルパッドと比べると、非常に快適です。
プレイ時間の長い超大作のRPGに最適です。
▲ 着信などでゲームを中断したときに、コントローラーをかぶせたままでも、iPhoneを通常どおり操作できます。
このまま通話もできました。
背面カメラレンズは覆われており、撮影はできません。
前モデルとの違い
初代「GameVice Game Controller for iPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus」(写真右)と比べると、以下の違いがあります。
- iPhone 7 Plusにも対応
- 内蔵バッテリーと、電池残量確認ボタンが省かれた
- 充電端子がMicro USBからLightningに変更。付属品のケーブルも無くなった
- L1/L2/R1/R2ボタンの形状が変更
- アナログスティックの形状が変更。頭が丸かったのが、窪んだ形状に
- アナログスティックの素材変更。プラスチック製だったのが、滑りにくいシリコン仕上げに
- 8g軽く(従来品が134g、v2が126g)
12.9インチiPad Pro用
▲ iPhone用と同じ機能・同じ価格で、iPad用の3サイズが発売されています。
その中から、12.9インチiPad Pro用を紹介します。
▲ iPad用も、構造はiPhone用と同じです。
▲ iPhone用と違い、小さく折りたたむことはできません。
▲ ゲーム機のような、本格的なグリップ形状です。
▲ 12.9インチiPad Pro用のみ、ヘッドホン出力端子がありません。
本体のヘッドホン端子に、直接接続できるためです。
▲ 12.9インチでプレイするゲームは大迫力です。
手の位置が肩幅と同じくらいになり、ゲームプレイのスタイルとしては違和感があります。
12.9インチiPad Proは重たくもあり、長時間のゲームプレイはiPhoneよりも疲れやすいです。
まとめ
iPhoneに装着するだけで、ゲーム専用機のように遊べます。
やはり物理ボタンがあると、ゲームプレイが大幅に快適になります。
「v2」は充電が必要なくなり、より手軽に使えるようになりました。
ゲームがもっと楽しくなる、一度使うと手放せなくなる製品です。
「GAMEVICE Game Controller for iPhone v2(GMV-GV157)」は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込13,824円(税別12,800円)です。
iPad用の3サイズも、同じ価格で販売中です。
GAMEVICE Game Controller for iPad Pro(GMV-GV161)
- 12.9インチiPad Proに対応
- 販売ページ:Apple公式サイト
GAMEVICE game controller for iPad Air / Pro 9.7-inch v2(GMV-GV150)
- 9.7インチiPad Pro、iPad Air/Air 2に対応
- 販売ページ:Apple公式サイト,キットカット,キットカット楽天市場店,
キットカットヤフー店,Amazon.co.jp
GAMEVICE for iPad mini v2(GMV-GV140)
- iPad mini 全モデル(1〜4)に対応
- 販売ページ:Apple公式サイト,Amazon.co.jp