AppleがiOSアプリケーション「Clips」の新バージョンを公開しています。
「Clips」はビデオ撮影、編集、共有機能を搭載したアプリです。
新バージョン2.0で、新たにiPhone X向けの新機能「シーン」が追加されています。
360度見渡せる背景をバックに、エフェクトをかけたセルフィーを撮影できます。
「スター·ウォーズ/最後のジェダイ」の2種類を含む、計12種類のシーンが用意されています。
また、スター・ウォーズなどの新しいステッカーやエフェクト、サウンドトラックも追加されています。
インターフェースが刷新され、iPhone Xの画面にも最適化されています。
iCloudに対応し、ビデオを他のデバイスと共有できます。
アプリケーションは無料でダウンロードできます。
Clips – Apple(116 MB)
公式サイト:Clips – Apple(日本)
プレスリリース:Clips、iPhone Xで360度セルフィーを可能にするシーンを搭載 – Apple (日本)
ニュース解説
Clips 2.0のダウンロードは、先にデバイスをiOS 11.1.1にアップデートする必要があるようです。
「11月に登場」と予告されていた新機能「シーン」が搭載されました。
人物を切り抜いて背景と合成するために、奥行きを認識するTrueDepthカメラを搭載した、iPhone X専用の機能です。
スター・ウォーズのほかに、絵画やゲームの中に入り込んだようなシーンが用意されており、ユニークでインスタ映えする動画が作れそうです。
背面カメラの場合は、人物の合成には対応していません。
スター・ウォーズの「ミレニアム・ファルコン」「メガ・デストロイヤー」の内部を、ARのように見渡せます。
録画ボタンから指を離しても撮影を続けるには、従来はボタンを左にスワイプでした。
新バージョンでは上にスワイプに変更されています。