Spigenのワイヤレス充電器「F303W」をレビューします。
iPhone 8/8 PlusとiPhone Xにも対応する、Qi規格準拠の充電器です。
スタンド型で、iPhoneを立てた状態で充電できます。
▲ 充電器本体に、Micro USBケーブル、高さ調節用パッドのセットです。
▲ スタンドは「へ」の字型で、奥行きがあります。
PlusサイズのiPhoneぐらいの設置スペースが必要です。
折りたたみはできません。
▲ スタンドの裏側に、Micro USBケーブルを接続します。
接続端子が外側から見えにくいように、美しく設計されています。
電源アダプタは付属しておらず、5V/2A以上のものが必要です。
iPhoneに付属する「5W USB電源アダプタ」ような、1Aタイプは推奨されていません。
ここではApple製の10W電源アダプタを使っています。
▲ iPhoneを載せると充電が始まります。
通電時には、底部のLEDランプが点灯します。
▲ スタンド型なので、充電しながら画面が見やすく、そのまま操作もできます。
▲ 特にiPhone Xでは、置いたままで顔認証Face IDが機能します。
画面に触れてスリープ解除し、視線を向けるだけで、ロックが解除されます。
平置き型のワイヤレス充電器よりも、使い勝手がいいです。
▲ iPhoneを横向きに置いても充電ができます。
縦でも横でも充電できるように、高さの異なる2カ所に、ワイヤレス充電用のコイルを内蔵しています。
ビデオ鑑賞しながらの充電などに便利です。
▲ 横置きなら、Lightning接続のイヤホンを接続できるので、充電しながら音楽を聴けます。
▲ ケースを装着したままでも充電ができます。
ただし同じメーカーの厚めのケース「タフ・アーマー」をiPhone Xに装着している場合、うまく認識されないことがありました。
側面の厚みのために、コイルと高さが合わなくなるのでしょう。
横向きに置けば、問題無く充電できました。
▲ 「F303W」は、Quick Charge(QC)仕様の電源アダプタを使えば、Galaxy S8などを9Vで充電できるとされています。
しかしiPhoneの7.5W高速ワイヤレス充電には対応していません。
iPhoneが高速ワイヤレス充電に対応する前と、iOS 11.2での高速充電対応後で、所要時間を測ってみましたが、まったく変わりませんでした。
iPhoneのバッテリー残量ゼロで、シャットダウンした状態からでも充電できます。
iPhone Xではゼロから満充電まで、約3時間20分かかりました。
2時間20分で80%まで充電され、95%以上は速度が落ちます。
iPhoneに付属の5W電源アダプタでの有線充電の方が、若干はやく充電できます(約3時間10分)。
ちなみに7.5W高速充電対応の「Belkin Boost Up Wireless Charging Pad」でも、満充電までは約3時間かかり、それほど違いはありません。
まとめ
置くだけでiPhoneを充電できるワイヤレス充電器を、さらに便利にしたスタンド型です。
平置き型と異なり、位置合わせの気を使う必要がなく、簡単に使えます。
スタンド型なので、充電しながら画面を見やすく、そのまま操作もできます。
特にiPhone Xでは、持ち上げることなく置いたままFace IDが認識されるので、メリットが大きいです。
机上でも寝室でも使いやすい、iPhoneに最適なワイヤレス充電器です。
「Spigen ワイヤレスチャージャー F303W」は、以下のオンラインショップで購入できます。
通常価格は税込7,890円(税別7,306円)です。
Amazon店では大幅に割引販売されています。