Apple純正の「MagSafe対応iPhone 12 & iPhone 12 Proクリアケース」をレビューします。
iPhone 12とiPhone 12 Proに対応するクリアケースです。
iPhone 12 mini用と、iPhone 12 Pro Max用も発売中です。
▲ Apple純正のiPhone用「クリアケース」の歴史は浅く、2018年にiPhone XR用が発売されたのが始まりです。
カラフルな5色のiPhone XRの、本体色を隠さずに見せられるものでした。
その後2019年に、iPhone 11用、11 Pro用、11 Pro Max用の3サイズが発売されました。
今回のiPhone 12/12 Proシリーズ用で、「クリアケース」の3世代目となります。
iPhone 12/12 Proが「MagSafeシステム」に対応したことにより、クリアケースもマグネットを内蔵した特殊構造になりました。
白い円とラインの中に、マグネットが隠されています。
▲ 1サイズで、6.1インチのiPhone 12とiPhone 12 Proの両方に対応しています。
製品仕様では、“透明度の高いポリカーボネートと柔軟性がある素材を組み合わせた設計”とされています。
全体がポリカーボネートで、側面のボタン部分にTPUが使われているようです。
▲ マグネットを内蔵したラインの内側には、シリアルナンバーなどがプリントされています。
▲ 消音スイッチと音量ボタンのある側から、iPhoneを入れて装着します。
装着は簡単ですが、しっかり固定されるので、外すのはちょっと難しいです。
▲ iPhoneに装着すると、MagSafeシステムが反応して、ケースを装着したことを示すフィードバックが行われます。
iPhoneがロック画面なら、円形が広がるアニメーションが表示されます。
「スポン」という効果音も鳴ります。
ヘッドホンをしているときと、iPhoneが消音モードの場合は、音は鳴りません。
Taptic Engineも反応して、iPhoneがピクッと振動します。
同じくMagSafeシステムに対応している、Apple純正シリコーンケースにも同じ機能があります。
▲ iPhone 12 Proのパシフィックブルーに装着したところ。
光沢のあるクリア素材で、iPhoneの本体色がきれいに透けて見えます。
つるつるした質感で滑りやすいです。
突き出たカメラレンズを守れるように、レンズ周りの開口部が高く縁取りされています。
▲ この白いラインの中には、MagSafeシステムのマグネットが入っています。
なかなかクセのある外観で、賛否が分かれそうではあります。
MagSafeシステムに対応していることを、見た目ではっきりと示しているデザインです。
ケースの内側から貼られているので、外側はフラットです。
▲ 前面のフチは、ガラス面よりも高くなっています。
下向きに置いても、画面を傷から守れる設計です。
▲ 消音スイッチの穴は小さめです。
爪の先を差し込んで切り替える必要があります。
音量ボタンは、TPU製のパーツでカバーされています。
強く押し込まないと反応してくれず、残念ながら操作しにくいです。
▲ 反対側のサイドボタンも、音量ボタンと同じくTPU素材で覆われています。
こちらもやはり、押しやすいとは言えません。
とはいえ使っているうちに、慣れて気にならなくなります。
▲ 底部は広く開けられています。
端子が太めのケーブルやヘッドホンも接続できます。
▲ MagSafeシステム対応ケースなので、MagSafe充電器などがビタッと吸着します。
一般的なQi規格のワイヤレス充電器も、装着したまま使用できます。
まとめ
iPhoneの本体色を隠さずに見せられる、Apple純正クリアケースです。
MagSafeシステム対応のマグネット内蔵で、充電器やカードケースをしっかり固定できます。
滑りやすい質感と、ボタンの押しにくさは残念なところです。
特徴的な背面のデザインが好みじゃなければ、MagSafeカードケース「レザーウォレット」で隠す手もあります。
「MagSafe対応iPhone 12 & iPhone 12 Proクリアケース」は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込6,050円（税別5,500円）です。
iPhone 12 mini用と、iPhone 12 Pro Max用も、以下のサイトで発売中です。
価格は同じ、税込6,050円（税別5,500円）です。
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iPhone 12 Pro Max用