【編集後記】2020年コロナ禍がAppleに与えた影響

iPhoneのホーム画面に並んだアイコンのクローズアップ。ヘルスケアやサポート、フィットネス、接触確認アプリなど

新型コロナウイルス感染症の流行で、Appleにとっても、2020年はいつもと違う一年になったようです。
どのような影響があったのか、おさらいしてみます。

目次

Apple StoreとToday at Apple

Apple福岡

Apple新宿以降にオープン/リニューアルした店舗は、「みんなが集まって、つながって、創造力を広げていける場所」というコンセプトを掲げて展開されています。
感染の拡大を抑えるためには、人と人が接する・集まる場所であるApple Storeは対策が必要です。

Today at Apple

まず3月10日に国内Apple Store全店で、Today at Appleセッションがすべて中止となりました。
その前から、外部講師を招いて催す特別セッションも中止になっていました。
その後今日まで、店頭でのToday at Appleは行われていません。

そのかわりとして、Appleはショートビデオ集「Today at Apple at Home」を公開しました。
夏休みの子供向けイベント「サマーキャンプ」は、「ホームキャンプ」としてオンラインセッション形式で開催されました。
現在も、クリスマス・ホリデーシーズン向けのオンラインセッション「ホリデーをつくろう」が開催中です。

Apple Storeの臨時休業の案内

小売店・サポート窓口としてのApple Storeは、3月15日から全店が臨時休業に入りました。
当初は3月27日までの2週間の予定でしたが、その後無期限に延長されました。
けっきょく営業再開されたのは、5月末〜6月にかけてでした。
再開直後は短縮営業が行われ、通常の営業時間に戻ったのは10月26日からです。
現在も、入店制限やフィジカルディスタンスの確保など、安全対策を徹底した上での営業が行われています。

iPhone

iPhone 12シリーズ

このような状況でありながら、今年は5モデルのiPhoneが発売されました。

  • iPhone SE(第2世代):4月
  • iPhone 12:10月
  • iPhone 12 Pro:10月
  • iPhone 12 mini:11月
  • iPhone 12 Pro Max:11月

中国の工場が停止したり、本社でもリモートワークが行われたりした中で、よくぞ発売に漕ぎ着けたものだと驚かされます。
ただし秋のiPhoneだけは、例年どおりの9月発売とはいかず、10月・11月にずらされました。
iOSの新バージョンは、例年どおり9月にリリースされました。

WWDCと発表イベント

WWDC 2020

世界中から開発者が集まるWWDCと、スティーブ・ジョブズ・シアターに記者を招いて開かれる発表イベントは、今年はオンラインでの開催となりました。
基調講演はリアルタイム配信ではなく、録画映像が流されました。
そのため凝った演出が施され、日本語字幕つきで見られました。
現地へ赴かずに、いつも画面越しに見ているものとしては、今後も毎年この形式で行ってほしいぐらいです。

その他の動き

AppleとGoogleのロゴ

Googleと協業し、iPhoneとAndroidで動作する接触確認システムを開発しました。
(PRODUCT)RED製品の寄付先が期間限定で、エイズ撲滅活動ではなく、新型コロナウイルス対策に提供されました。
在宅ワークやリモート学習に役立つものや、自宅で楽しめるさまざまなコンテンツが無償で公開されました。
医療従事者にマスクを寄付したり、フェイスシールドを独自に開発・生産したとも発表されています。
業績はというと、Apple以外の大手IT企業も含めて、巣ごもり需要により好調だったようです。

以上です。
私個人のことを言わせていただくと、今年は一度もApple Storeを訪問できなかったのがツラいです。
Apple以外のことでも、参加したかったイベントが中止になったり、無観客開催になってしまいました。
日本や世界の状況をみると、以前のような日常が戻ってくるには、もうすこし時間がかかりそうですね。
それでも2021年は、今年よりもよい年になると信じています。

毎週日曜日に更新している、この「編集後記」コーナーも、2020年は今回が最後です。
今年もたくさん読んでいただき、ありがとうございました。
サイトの更新は大晦日まで続き、新年は元日からスタートする予定です。
来年もよろしくお願いいたします。

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