Appleが「探す」アプリケーションのアップデートを発表しています。
対応するサードパーティー製品も探せるようになっています。
- ニュースリリース:Appleの「探す」ネットワークで、新たに他社製のアイテムを見つけることが可能に – Apple
- 公式サイト:iCloud – 探す – Apple
- 公式サポート情報:Keep track of personal items using Find My – Apple サポート
「探す」はiPhone/iPad/iPod touch/Macで利用できるアプリケーションです。
これまでは友達・家族や、iPhone、Apple Watch、AirPods、Powerbeatsなどの、Apple/Beats製品しか探せませんでした。
新たに「持ち物を探す」タブが追加され、対応する製品を登録して、探せるようになっています。
iOS 14.3、iPadOS 14.3、macOS Big Sur 11.1以降が必要です。
最新版のOSが動作している場合は、自動で機能が有効化されます。
アプリケーションのアップデートは必要ありません。
対応製品
Appleが認定するMade for iPhone(MFi)プログラムの一環として提供される、「探す」ネットワーク対応アクセサリプログラム(The Find My Network Accessory Program)に対応した製品を探せます。
認定製品は「Works with Apple Find My」マークが付けられます。
最初の対応製品として、Belkin、Chipolo、VanMoofの3社の製品が、“次週にも各社より発売”として紹介されています。
▲ VanMoof S3・X3 電動自転車:4月15日から対応(メーカー公式サイト)
▲ Chipolo ONE Spot アイテムファインダー:紛失防止タグの、「探す」対応スペシャルエディション(メーカー公式サイト)
▲ Belkin SOUNDFORM Freedom True Wireless Earbuds:完全ワイヤレスイヤホン。6月発売予定(メーカー公式サイト)
ニュース解説
「探す」アプリは、それまでの「iPhoneを探す」「友達を探す」という2つのアプリが、2019年のiOS 13/iPadOS 13で統合されたものです。
インターネットに接続されていない製品も、近くを通ったひとのApple製品のBluetoothによって検出され、発見できます。
もちろんプライバシーに配慮した形で、持ち主に場所が通知されます。
「探す」ネットワーク対応製品は、今後Apple Storeでも買えるようになると思われます。