AppleがApp Storeでの不正行為に対する取り組みと成果を発表しています。
ニュースリリース:Apple、2020年に App Store で不正行為の疑いのある取引15億ドル以上を阻止 – Apple
2020年の実績として、以下の内容が発表されています。
- ユーザーに悪影響を与える恐れがある48,000本以上のアプリの登録を却下
- スパム、コピーキャット、誤解を招くアプリを15万本以上却下
- 「おとり商法」を仕込んだものなど、約95,000本のアプリを、不正行為を理由に削除
- プライバシー侵害を理由に、215,000本余りのアプリの承認を却下
- ユーザーフィードバックについて。2020年以降、10億件以上の評価と、1億件以上のレビューを処理。2億5000万件以上の評価とレビューを、中立的な基準を満たさないとして削除
- 不正行為を目的としたデベロッパアカウントを、47万人分停止。登録済みの20万5000人を、詐欺の疑いありとして登録拒否
- 海賊版アプリストアで配布されていた違法アプリケーション約11万本を摘発してブロック
- 2021年4月には、Apple Developer Enterprise Programを悪用して違法に配布された320万本以上のアプリをブロック
- 2億4400万のユーザーアカウントを不正利用・悪用を理由に非アクティブ化。不正利用や悪用されそうな、4億2400万件分のアカウントを作成拒否
- 盗まれたクレジットカード300万枚以上が使用されるのを阻止、それに関与した約100万のアカウントを停止
- 合計で15億ドル以上の不正行為からユーザーを保護
目次
ニュース解説
App Storeは巨大な市場であるために、多くの不正行為に狙われているようです。
Appleのユーザープライバシー保護に対する取り組みが、いかに重要かが再確認できます。
オンラインでの決済もApple Payを使うのが安心です。