Appleが「Apple Developer」アプリケーションの新バージョン9.2を公開しています。
開発者向けのニュースや情報、WWDCのコンテンツを収録したアプリです。
新バージョン9.2で、来週6月8日から開催されるWWDC 2021のコンテンツに対応しています。
パビリオン、セッションビデオ、1対1のラボなどを閲覧できるようになっています。
アプリ内から直接ラボに登録できます。
付属するiMessage用ステッカーも、2021年版に刷新されています。
カスタムのミー文字ステッカーを利用できます。
アプリケーションはiOS、iPadOSのほか、MacとApple TVにも対応しています。
無料でダウンロード・利用できます。
配信ページ:「Apple Developer」をApp Storeで
ニュース解説
来週開催される、WWDC 2021に向けてのアップデートです。
かつては「WWDC」という名前で公開されていたアプリです。
2019年のバージョン8.0で、「Apple Developer」にリニューアルしました。
開発者登録していない一般ユーザーも利用できます。
一部の機能は、有料の開発者登録が必要です。
付属のiMessageステッカーは毎年更新され、古いものは使えなくなります。
今回は自分の作ったミー文字が反映されるカスタムステッカーが利用可能になりました。
ステッカーに含まれている動物は、Dogcow(いぬうし)・Clarus(クラウス)とも呼ばれているキャラクターです。
Mac OS X以前の、かつてのMac OSに収録されていました。
2018年版のステッカー以来、3年ぶりの再登場です。
Dogcowは初期のMacのアイコンを手がけた、スーザン・ケア氏がデザインしたものです。
Appleが公開しているiMessageステッカー「Classic Mac」にも、Dogcowは含まれています。
「Classic Mac」に収録された方が、スーザン・ケア氏がデザインしたオリジナル版に忠実です。