Apple Originalsの新作映画「CODA」が、米国などでは8月13日からApple TV+で配信開始されます。
しかし日本では配信予定はありません。
英語版予告編:CODA — Official Trailer | Apple TV+(2分35秒)
「CODA」はフランス映画「エール!」のリメイクです。
米国・サンダンス映画祭で、U.S.ドラマチック部門グランプリなどを受賞しています。
参考:オンライン開催のサンダンス映画祭が閉幕。『CODA』が三冠、園子温ハリウッドデビュー作もプレミア上映|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
Appleが6月に公開した予告編ビデオ「Apple TV+:2021年夏以降のラインナップ」でも、日本版からは「CODA」の映像部分が省かれていました。
▼ 米国版(2分22秒)
▼ 日本版(2分22秒)
Apple TV+では、トム・ハンクス主演「グレイハウンド」や、ジャスティン・ティンバーレイク主演「パーマー」など、多数の長編映画もラインナップされています。
これまでの作品はいずれも、日本を含めて世界で同時に配信開始されました。
今回の「CODA」が、日本では配信されない理由は不明です。
可能性のひとつとして、リメイク公開に必要なライセンス契約が、何かの理由でクリアできなかったのかもしれません。
「CODA」のApple TV+の作品ページを見ると、日本語字幕と日本語吹替音声が用意されているのがわかります。
視聴可能な地域では、日本語字幕・吹替でみられます。
配信ページ:CODA | Apple TV+(米国)
リメイク元となっている2015年のフランス映画「エール!」は、日本のiTunesでも配信中です。
フランスの田舎町。酪農を営むベリエ家は、高校生のポーラ以外、父も母も弟も全員耳が聴こえない。美しく陽気な母、熱血漢な父とおませな弟。一家の合い言葉は、“家族はひとつ”。オープンで明るく、仲のいい家族だ。ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師はその才能を見出し、パリの音楽学校のオーディションを受けることを勧める。夢に胸をふくらませるポーラだったが、彼女の歌声を聴くことができない家族は、彼女の才能を信じることもできず、もちろん大反対。夢に向って羽ばたいてみたい、だけど私がいなくなったら…と、ポーラは悩んだ末に、夢を諦める決意をするのだが・・・。
追記:日本では「Coda コーダ あいのうた」の邦題で、GAGAの配給により2022年1月21日から劇場公開されることになりました。
公式サイト:映画『Coda コーダ あいのうた』公式サイト