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【詳細レビュー】2009年の新iPodシリーズをBluetoothワイヤレス化

このページでは、2009年9月に発売された「第5世代iPod nano」などの新しいiPodを、Bluetoothワイヤレス化する方法を紹介しています。
Bluetooth製品専門ブランドBluetribeのiPod向けアクセサリを使用しています。

概要

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「Bluetooth」(ブルートゥース)規格の製品を導入することで、iPod/iPhoneの音楽をワイヤレスで聴けるようになります。
これまでに何度か紹介してきたBluetooth対応のアクセサリを、新しいiPodユーザのために、ここでおさらいしておきたいと思います。
このページで使用している製品はすべて過去に一度レビューしたものです。
各製品とも、2009年9月発売の第5世代iPod nano、iPod classic 160GB、第2世代iPod touch 32GB/64GB、およびiPhone 3G/3GSに対応しています。
iPod touchとiPhoneについては、OS 3.0以降(含む3.1)環境での使用方法も紹介します。

第5世代iPod nano/iPod classicをBluetoothワイヤレス化

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iPod nanoとiPod classicには、無線機能がありません。
ワイヤレスで音楽を聞くには、音楽を飛ばす「送信機」をiPodに取り付ける必要があります。
ここでは「Bluetribe SBT01R」を使用します。
iPodのDockコネクタに接続するだけで使用できます。
電源はiPodから供給されるため、電池や充電の必要がありません。

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iPod classicと接続した様子。

「SBT01R」には、パワーセーブ機能が搭載されています。
iPodに接続したままで放置しても、電源が一時停止し、iPodのバッテリーの消費を防ぐことができます。

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使用可能な状態にする「ペアリング」の操作は、iPodの再生ボタンを押して音楽を流しながら、ヘッドホンなどの受信機側で行います。

ペアリングの設定方法は受信機により異なります。

写真 ヘッドホン、ヘッドセット側のボタンで、再生・一時停止、曲送り・曲戻し、ボリューム調整の操作ができます。

ボリューム調整はiPod側の音量設定が変わるわけではありません。
ヘッドホン側の出力レベルが変わります。
iPod側のボリュームレベルは無視されます。

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写真の製品は、ステレオヘッドホン「SBT02」。
特徴的なイヤーパッドのデザインが目を引きます。
ブラックとブロンズカラーの2色が発売中です。

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「SBT03」は、iPhoneでのハンズフリー通話に最適な片耳タイプのヘッドセットです。
iPod内の音楽を楽しむのにも使用できます。
耳に掛けるハンガーは取り外しでき、右耳にも左耳にも装着できます。
片方の耳が開いているので、装着中も外部の音を聞くことができます。

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写真中央の黒い小さなチップが、「SBT05」。
Dockコネクタ接続のiPod用スピーカーを、Bluetooth対応ワイヤレス・スピーカーとして使用できるようにするオーディオ・レシーバーです。
iPod用スピーカー、SBT01R、SBT05の組み合わせで、ワイヤレスでiPod内の音楽が聞けるようになります。
iPodは常に手元にありながら、部屋のスピーカーから音楽が聞こえてきます。
リスニング環境を一変させるかもしれない、新しい音楽体験になるはずです。

iPhone OS 3.0(3.1)のiPhone/iPod touchをBluetoothワイヤレス化

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iPhoneと第2世代iPod touchは、「iPhone OS 3.0」以降から内蔵Bluetoothでワイヤレスで音楽を聴けるようになりました。

ボリュームボタンがない第1世代のiPod touchには、Bluetoothは内蔵されていないので、後述する送信機「SBT01R」が必要です。

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別途送信機を用意しなくても、iPhone/iPod touchがBluetoothヘッドセットなどを検出して、ペアリングできます。

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Bluetoothヘッドセットとの同期時には、音楽再生がBluetooth機器からの出力モードになります。
画面操作でも再生・一時停止や曲送り・曲戻しができますが、ボリューム調整はヘッドセットで行います。

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しかし、iPhone/iPod touchのステレオBluetoothへの対応は中途半端なようで、ヘッドセットからの操作の一部が受け付けられません。
ヘッドセットからの再生・一時停止の操作はできますが、曲送り・曲戻しの操作はできません。
(OS 3.1で検証)

詳しく書くと、「AVRCP」という再生・一時停止・早送りなどのリモコン操作の命令を伝える規格への対応が、完全ではないようです。

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音楽を飛ばす送信機「SBT01R」をiPod/iPhoneに取り付けることで、曲送り・曲戻しも可能になります。
このときの接続は、iPhone/iPod touchに内蔵されたBluetoothを使用せず、送信機「SBT01R」とBluetoothヘッドセットをペアリングします。
Bluetoothを内蔵しない、第1世代のiPod touchでも使用できます。

ヘッドセットをiPhoneのハンズフリー通話にも使用する場合は、送信機「SBT01R」をiPhoneに接続する前に、あらかじめiPhoneとヘッドセットをBluetooth接続しておきます。
そのあと、「SBT01R」をiPhoneに接続して、ヘッドセットで音楽を楽しみます。
この設定をしておけば、音楽を聴いているときに着信があると、音楽がフェードアウトし、ヘッドセットで応答できます。
通話が終了すると、一時停止していた音楽が自動的に再開されます。

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ヘッドセットをiPhoneのハンズフリー通話にも使用する場合は、送信機「SBT01R」をiPhoneに接続する前に、あらかじめiPhoneとヘッドセットをBluetooth接続しておきます。
そのあと、「SBT01R」をiPhoneに接続して、ヘッドセットで音楽を楽しみます。
この設定をしておけば、音楽を聴いているときに着信があると、音楽がフェードアウトし、ヘッドセットで応答できます。
通話が終了すると、一時停止していた音楽が自動的に再開されます。

写真の製品は、ステレオヘッドホン「SBT02」。特徴的なイヤーパッドのデザインが目を引きます。
ブラックとブロンズカラーの2色が発売中です。

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「SBT03」は、iPhoneでのハンズフリー通話に最適な片耳タイプのヘッドセットです。
音楽を楽しむのにも使用できます。
耳に掛けるハンガーは取り外しでき、右耳にも左耳にも装着できます。
片方の耳が開いているので、装着中も外部の音を聞くことができます。
クルマの運転中にハンズフリー通話ができるヘッドセットとしても使用できます。
(※ 自治体により運転中の通話自体が禁止されている場合もあるので注意してください)

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「SBT05」は、Dockコネクタ接続のiPod/iPhone用スピーカーを、Bluetooth対応ワイヤレス・スピーカーとして使用できるようにするオーディオ・レシーバーです。

iPod/iPhone用スピーカーと、SBT05の組み合わせで、ワイヤレスでiPod/iPhone内の音楽が聞けるようになります。
iPodは常に手元にありながら、部屋のスピーカーから音楽が聞こえてきます。
リスニング環境を一変させるかもしれない、新しい音楽体験になるはずです。

このページで使用しているBluetooth製品

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「Bluetribe SBT01R」は音楽をBluetoothで飛ばすための、オーディオアダプタです。
ブラック、ホワイト、シルバーの3色のカラーバリエーションがあります。
価格は税込4,980円。

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「Bluetribe SBT02」は、Bluetoothステレオヘッドセットです。
ブラックとブロンズカラーの2色のカラーバリエーションがあります。
価格は税込各9,980円。

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「Bluetribe SBT03」は片耳タイプのBluetoothヘッドセットです。
ブラック、ホワイト、ブロンズの3色のカラーバリエーションがあります。
価格は税込8,980円。

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「Bluetribe SBT05」は、Dockコネクタ接続のiPod用スピーカーを、Bluetooth対応ワイヤレス・スピーカーとして使用できるようにするオーディオ・レシーバーです。
ブラック、ホワイトの2色のカラーバリエーションがあります。
価格は税込5,980円。


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