「Formyself」はアップル関連製品を扱うショップ、セレクション越後屋のオリジナルブランドです。
パソコンとiPod等を接続できるオーディオアンプと、スピーカーが発売されています。
今回、発売前の試作機をお借りして、レビューする機会をいただきました。

メーカーの製品詳細：超私的ショップブランド「Formyself」＿セレクション越後屋

CDケースサイズの、小型オーディオアンプです。
パソコン向けのUSB入力と、iPodなどを接続するRCAの、2系統の入力端子を備えます。
前面スイッチで、2系統の入力を切り替えられます。
表面のステンレスは、iPodの裏側のように、完全な鏡面に磨き上げられています。

30台限定発売で、価格は税込26,250円。

前面の操作パネル。左から、

• ボリュームつまみ
• 入力切り替えスイッチ
• LEDランプ（USB入力時は青、RCA入力時は赤）
• 電源スイッチ

製品版は、ボリュームつまみにステンレスの削り出し（シルバー）が採用されています。

背面には電源アダプタと、スピーカーへの出力。
側面には、RCAとUSBの入力端子が搭載されています。

iPod/iPhoneなどと接続するオーディオケーブルは付属しません。
パソコンと接続するには、USB Aコネクタオス-USB Bコネクタオス（miniではない）のケーブルが必要です。

デスクトップ向けの小型スピーカーです。
試作機のため、カドの仕上げが製品版と異なります。

10セット限定発売で、価格は税込23,100円。

5cmのスピーカーユニットが、左右それぞれ2基搭載されています。

底面の穴のあいたバスレフ型です。
ボックスと一体化した足により、若干上向きに傾斜がつけられています。

背面には、スピーカーケーブル用の入力端子があるだけのシンプルな仕様です。
アンプとつなぐスピーカーケーブルは付属しないので、別途用意する必要があります。

iPodで利用する場合、たとえばこのように。

裏側の配線の様子。
Dockとの接続には、「AppleコンポジットAVケーブル」を利用しています。

iPod/iPhoneは「Apple Universal Dock」に載せるのがいいでしょう。
充電・リモコン操作ができて便利です。

USB経由でパソコンのスピーカーとしても利用できます。
iMac（24インチ）と並べてみました。

iPodを接続しているRCA入力と、パソコンからのUSB入力を、
前面のスイッチで切り替えられます。

アンプは、iMacのベースの上に置くこともできます。

スピーカーはコンパクトで、DVDのパッケージくらいの大きさです。
様々なラックに置くことができそうです。

アンプは、ぴったりCDケースサイズ。
ただし、横に入力端子があるため、ある程度の設置スペースを要します。

試しにタテ向きに置いてみました。
スペースの節約にはなりますが、配線がちょっと見苦しいです。

iPod等からのRCA入力と、パソコンからのUSB入力の2系統に対応し、切り替えて使えるのは便利です。
それ以外は、まさに「増幅器」としての機能しか備えない潔さ。
アンプ・スピーカーともに、圧縮されたデジタルオーディオの再生を想定してチューニングされているとのことで、iPod・iTunesユーザにはうれしい仕様です。
iPod + iTunes専用機と考えて欲を言わせてもらえば、アンプにiPod充電用のUSB端子が備わっていれば、電源がひとつで済むのになあと思いました。

「Formyself」の名前が示す通り、制作者が自分の欲しい物を作り上げたミュージックシステムという、ユニークな製品です。
普通の市販品では満足できない、こだわりのある方におすすめの製品です。

以下のショップで購入できます。

• セレクション越後屋
• セレクション越後屋 楽天市場店

販売価格、生産数は、

• FMS2009001（USB/RCA 2系統入力小型高音質オーディオアンプ）
  • 30台限定発売。
  • 税込26,250円。
• FMS2009002（ダブルコーンユニット小型高音質スピーカーシステム）
  • 10セット限定発売。
  • 税込23,100円。