【詳細レビュー】SwitchEasy CapsuleThins for iPod nano 5G
このページでは第5世代iPod nano用のポリカーボネート製ハードケース「SwitchEasy CapsuleThins for iPod nano 5G」をご紹介します。
概要
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「SwitchEasy CapsuleThins for iPod nano 5G」は、第5世代iPod nano用のポリカーボネート製ハードケースです。
ビデオ鑑賞用スタンドやDockコネクタカバー、ブラックとホワイトの2色のユニバーサルドックアダプタなどが付属します。
全6色のカラーバリエーションが用意されています。
ブラックは、電源オン時に液晶が浮かび上がる「Peek a Booスクリーン」が採用されています。
香港SwitchEasyの製品で、日本ではプレアデスシステムデザインから2009年10月に発売されました。
製品詳細:Pleiades | SwitchEasy CapsuleThins for iPod nano 5G
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使用方法と使用感
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ポリカーボネート製クリアケースに、様々なアクセサリーが付属しています。
付属品については、まとめて後述します。
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クリア、ブラック、ブルー、パープル、レッド、ピンクの6色のカラーバリエーションが用意されています。
ブラック版についても、後述します。
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他社のクリアケース同様に、前後2枚パーツを張り合わせて装着しますが、装着方法が他とは異なります。
まず前面のパーツに、iPod nanoをはめ込みます。
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背面のパーツは、スライドさせて装着します。
パチンと音がして、パーツがしっかりかみ合います。
前後を張り合わせただけのハードケースの場合は、あやまって落としたときにケースが外れてしまうことがありますが、この「CapsuleThins」は、まず外れる心配はなさそうです。
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他社のクリアケース3点と比較してみると、厚みが1.5〜2ミリ薄いです。
その薄さの中に、外れにくいスライド式の装着方法を盛り込んであり、パーツ同士の噛み合わせも完璧。
精密に設計されているのがわかります。
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前面の外観。
液晶画面部分もカバーされています。
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ホイールの左右が、えぐられたように薄く成形されています。
これまでのSwitchEasyのiPod nano用ケースにも見られた、特徴的なデザインです。
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もともと他のケースよりも薄くできていて、ホイールの操作はしやすいです。
さらにホイール左右を薄く削ることにより、曲送り・曲戻しやホイールの回転が、より快適にできます。
ではホイール上下の、MENUと再生・一時停止の部分は薄くしなくていいのか、という話になりますが、いいのです。
理由は以下。
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ホイールを操作する親指の先は扁平です。
指の触れる面積のイメージを、写真に色をつけて表しました。
ホイール上下のクリック操作は、ケースを装着してもそれほど影響を受けません。
しかし左右のクリック操作は、ケースに厚みがあると、指がケースや中央ボタンにかかってしまいます。
もともと薄くできているこのケースですが、可能なかぎりホイール操作がしやすいようにと左右を薄く削った設計をしたメーカーに拍手を送りたいです。
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ホールドスイッチの開口部。
こまかい場所ですが、エッジが丁寧に面取りされていて、滑らかな手触りです。
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カメラレンズとマイク部分。
それぞれの穴が独立している、珍しいスタイルです。
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Dockコネクタの開口部。
iPod付属のDockコネクタケーブルは、問題なく接続できます。
コネクタの大きな「AppleコンポジットAVケーブル」はぎりぎり接続できる状態でした。
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イヤホンジャックの横に、ストラップホールが設けられています。
好きなストラップを取り付けられます。
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ストラップは、底部から背面に向かって通せます。
はじめ背面側の穴の存在に気付かず、あやまってイヤホンジャックのある横方向にストラップを通していました。
2色あるケースのうち、特に「クリア」がわかりにくいです。
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プラグの大きなヘッドホン・イヤホンは、そのままでは刺さりません。
このために、ヘッドホンジャックアダプタが付属します。
第5世代iPod nanoは、プラグの刺さり方が甘いとスピーカーから音が出てしまうので注意しましょう。
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前面パーツのDockコネクタまわりが、かなり細くできています。
使用中には壊れたりする心配はありませんが、iPod nanoをケースから取り出すときには、破損しないように注意した方がよさそうです。
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同じメーカーSwitchEasyのiPhoneケースを使ったときにも感じたことですが、同社のケースはとてもユーザフレンドリーにできています。
ケース本体はもちろん、付属品もふくめて、よく考えられて設計されています。
シンプルなだけではないデザインも好感が持てます。
2009年10月現在販売されている、似たり寄ったりのクリアケース群とは一線を画す製品です。
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付属品
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以下のアクセサリが付属しています。
- 液晶保護フィルム(×2)
- ホール保護フィルム2枚(×2)
- Dockコネクタプロテクター(×2)
- ビデオスタンド
- ユニバーサルドックアダプタ(白1、黒1)
- マイクロファイバークロス
- ヘッドホンジャックアダプタ
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液晶保護用フィルムと、ホイール保護用フィルム。
同じものが2枚ずつ付属します。
「帯電防止加工」が施されているとのこと。
オレンジ色のタグが貼ってある面が、接着面の剥離フィルム。
黒いタグが貼ってる面が、オモテ面になります。
オモテ面には「フィルムを保護するフィルム」が貼ってあるので、はがして使います。
透明のフィルムが3重になっている構造です。
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Dockコネクタをカバーする、プロテクター。
小さくて紛失しやすそうなので、スペアが1つ付属する親切さ。
ケースにぴったりとフィットします。
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iPod nanoを横向きに立てられる「ビデオスタンド」。
前後2カ所に立てられる溝がありますが、どちらも角度は同じです。
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iPod nanoにケースを付けていない、裸の状態でもこのスタンドに立てられます。
しかしこの「CapsuleThins」よりも厚みのある、他社製ケースに入れた状態では立てられませんでした。
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「Universal Dockアダプタ」が、ホワイトとブラックの2色付属します。
ブラックカラーのDock接続スピーカーに最適です。
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このアダプタの片隅に、妙な溝があると思ったら…
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ケースに取り付けたストラップのヒモを逃がすためのものだと気がつきました。
このあたりの工夫は、さすがSwitchEasy。まさに至れり尽くせりです。
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Apple純正イヤホンと同じ太さのヘッドホンジャックアダプタが付属します。
大きなプラグのヘッドホンも接続できます。
「Ultra Black」版には黒いアダプタが付属します。
ケースを装着すると刺さらなくなるような純正以外のイヤホン・ヘッドホンの場合、コードが黒い場合が多いと思います。
クリアに付属させるのも黒いアダプタで良かったのではないかという気もします。
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「Ultra Black」バージョン
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上で使った「Ultra Clear」のほかに、カラフルな4色と、「Ultra Black」が発売されています。
このブラック版は、電源オン時に液晶が浮かび上がる「Peek a Booスクリーン」が採用されています。
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ブラックのiPod nano向けの製品だと思いますが、レッドに装着してみました。
光に当てると赤黒く見えて、これも格好いいです。
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ウラ面も真っ黒。
Appleマークがほんのり透けて見えます。
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液晶のバックライトが点灯すると、黒いボディに画面が浮かび上がるように見えます。
当然ケースをつけていなときよりも、画面が暗いです。
暗すぎると感じる方は、iPodの画面の明るさの設定を上げましょう。
iPodのデフォルトの明るさ(メモリ6)だと、室内では十分ですが、昼間の明るい屋外では見えづらいです。
設定で画面の明るさを最大にすると、屋外でも見やすくなります。
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昔よく見た、パソコンのCRTモニタの前に取り付けるフィルタを通したような感じです。
目にやさしいかもしれません。
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この「Ultra Black」では、付属品のDockコネクタプロテクター、ビデオスタンド、ヘッドホンジャックアダプタも黒くなっています。
ユニバーサルドックアダプタは「Ultra Clear」同様に、ブラックとホワイトの2色が付属します。
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第4世代のiPod nanoからモデルチェンジし表面処理がツヤツヤになった第5世代iPod nanoですが、このポリカーボネート製ケースは、アルミとは違った独特のツヤツヤ感があります。
ブラック以外のカラーのiPod nanoを使っている方にもおすすめです。
このケースを使いたいがために、ブラックのiPod nanoを選んでもいいでしょう。
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「SwitchEasy CapsuleThins for iPod nano 5G」の購入は
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「SwitchEasy CapsuleThins for iPod nano 5G」は以下のショップで購入できます。
価格は税込2,680円。
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