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【詳細レビュー】SwitchEasy Reptile for iPhone 3GS/3G

このページではワニ革模様のiPhone用ハイブリッドケース「SwitchEasy Reptile for iPhone 3GS/3G」をご紹介します。

概要

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「SwitchEasy Reptile for iPhone 3GS/3G」は、iPhone 3G用のケースです。
柔軟性のあるインナーケースと、ポリカーボネート製のフレームを組み合わせて装着します。
背面にクロコダイル革風のテクスチャが施されています。
ヘッドホンジャックプロテクター、Dockコネクタカバー、液晶保護フィルム、ビデオスタンドと、2色のユニバーサルドックアダプタが付属します。
全5色のカラーバリエーションが用意されています。

香港SwitchEasyから2010年1月に発売され、日本ではプレアデスシステムデザインにより同年2月から販売されています。

使用方法と使用感

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ケース本体のほかに、さまざまなアクセサリが付属します。
付属品については後述します。

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ケースは、ソフトポリマー素材のインナーシェルと、ポリカーボネート製フレームの2つのパーツに分かれています。
同社のハイブリッドケース「CapsuleRebel M」や「Torrent」シリーズでお馴染みの素材ですが、構造はいままでにない新しいスタイルです。

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装着はまずインナーシェルに、iPhoneを頭の方から入れます。

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つぎにポリカーボネート製のフレームを、フタをするように被せます。

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装着完了。
ワニ革風のテクスチャが、広い背面を飾っています。
同社のケースにいつも入っているロゴマークが、このケースにはありません。

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側面と背面にわかれた、iPod classicのような箱形のフォルムになります。
ワニ革テクスチャが施されているのは背面のインナーシェルだけです。
ポリカーボネート製のフレームは、テクスチャのないツルツルの仕上げです。

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全体のフォルムが箱形になり、裸のiPhoneの滑らかな曲面にくらべて大振りに感じられます。

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前面は大きく開かれていて、タッチスクリーンとホームボタンの操作を妨げません。
前面はスッキリとした真面目なデザインです。

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ボリュームボタンはインナーシェルでカバーされていて、ケースの上から押すことになります。
これが硬い! ボリューム調整は力が必要です。
マナーモードスイッチ部分の開口部の造形は見事。
美しく、穴の深さのわりに操作がしやすいです。

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スリープスイッチもボリュームボタン同様に、インナーシェルでカバーされています。
こちらもボリュームボタン同様に硬い!
どうやらフレームで360度ぐるりをカバーする構造のため、インナーシェルが押さえつけられて、素材が「遊ぶ」余裕がなくなっているらしい。

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スリープスイッチまわりの形状も、裸の状態のiPhoneよりもボタンを押しにくくする要因になっています。
本体上面に指をまわして押す必要があります。
メーカーの理念にそぐわず、スイッチがイージーではないのが残念です。

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イヤホンジャックの開口部は狭めですが、「Shure SE310」「MPA-3C」などの純正イヤホンより太めのプラグも接続できました。
大きなプラグのヘッドホン「ATH-A900」は不可でした。
イヤホンジャックを守るカバーも付属します(付属品については後述)。

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Dockコネクタの開口部は、両サイドのスピーカー・マイクの開口部と独立した丁寧な作りです。
ただし穴の大きさは必要最低限で、「AppleコンポジットAVケーブル」の大きなDockコネクタ端子は接続できませんでした。
Dockコネクタ用のカバーも付属しています。

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ケースにストラップホールは設けられていませんが、Dockコネクタとスピーカーの開口部の間に、無理矢理ストラップを取り付けてみました。
Dockコネクタ使用時にすこし邪魔ですが、問題なく充電・同期ができます。
写真で取り付けている部分はパーツが細いので、この使い方はあまりおすすめはできません。

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iPhoneを握ったとき、手に触れるのは周囲を覆っているポリカーボネート製フレームです。
手触りがツルツルのため、同社のほかのハイブリッドケースに比べて、グリップ感で劣ります。

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背面全体に施されたワニ革のテクスチャが、広い面積を間延びさせない効果を生んでいます。
このページで使用しているブラックと、ホワイト、ヴィオラ(紫)、エメラルド(緑)、タン(茶)の全5色がラインナップされています。
写真で見る限り、ブラックが無難な気がします。
表面はマットな質感なので、ニス等でツヤを出しても面白いと思います。

付属品

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以下のアクセサリが付属しています。

  • Dockコネクタプロテクタ(×2)
  • イヤホンジャックプロテクタ(×2)
  • ビデオスタンド
  • ユニバーサルドックアダプタ(白1、黒1)
  • 液晶保護フィルム(×2)
  • マイクロファイバークロス
  • クリーンスクイージー(気泡除去カード)

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液晶フィルムは、同じものが2枚付属します。
粘着面の剥離フィルムの他に、フィルムを保護するフィルムが貼られた状態で出荷されています。
オモテウラが分かりやすく、フィルムを剥がしやすくするガイドがついた親切設計です。
フィルムを貼るときに使うヘラ(スキージ)も付いています。
クリーニングクロスは小さいのであまり使いやすくありませんが、ちゃんとキレイになります。

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iPhoneのドックコネクタを保護するカバーが、予備を含め2個付属しています。
カバーを装着すると、ケースと一体感があります。
外しやすくするためのツメを入れるミゾがカバーに設けられていますが、「CapsuleRebel M」「Torrent」とは逆側になっています。

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イヤホンジャックを保護するカバーも、予備を含め2個付属します。

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「Universal Dockアダプタ」が、ホワイトとブラックの2色付属します。
ブラックカラーのDock接続スピーカーにも違和感なくマッチします。

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「Universal Dockアダプタ」は、統一規格「Universal Dock」対応製品にiPodやiPhoneを接続するためのアダプタです。
詳細は「製品紹介/Apple Universal Dock」ページを参照してください。

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iPhoneを立てられる「ビデオスタンド」。
このケースのために新しく設計された新デザインです。

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画面のフチにスタンドのツメがひっかかり、安定して立てられます。

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タテ方向にも立てられますが、あまり安定していません。

まとめ

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柔軟性のあるインナーシェルと、周囲360度をカバーするフレームにより、頑丈です。
イヤホンジャックとDockコネクタ用のカバーも付いているので、「防御力」は高いです。
同社のケースらしく、全体の作りは丁寧でしっかりしています。
箱形の形状でiPhoneが大きくなってしまうのは、手の小さな人なら気になるかもしれません。
ボリュームボタンとスリープスイッチが押しにくいのが、唯一残念な点です。
ワニ革テクスチャに気を取られてしまいますが、新しいアイディアで設計された意欲作です。

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ここが良い!

  1. 柔らかい素材と硬い素材の2重構造で、耐衝撃性が期待できる。
  2. 付属パーツでイヤホンジャックとDockコネクタもカバーできる。
  3. Universal Dockアダプタやビデオスタンドなど、充実した付属品。
  4. 選べる5色のカラーバリエーション。
  5. 背面を飾るワニ革風のテクスチャ。
  6. 新しいアイディアの設計。
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ここはいまひとつ

  1. ボリュームボタンとスリープスイッチが押しにくい。
  2. 四角いフォルムで大振りになる。

「SwitchEasy Reptile for iPhone 3GS/3G」の購入は

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「SwitchEasy Reptile for iPhone 3GS/3G」は以下のショップで購入できます。
全5色のカラーバリエーションで、価格は税込3,680円。

メーカーSwitchEasy(香港)から直接購入することもできます。
北米・ヨーロッパ以外に発送してもらうには、SwitchEasy(International) Storeから注文します。
支払いはPayPalで、安心・簡単です。
私は1月26日に注文して、3日後の29日に届きました。
費用は以下。iPhoneケース「NUDE」も同時に注文しています。

  • 「Reptile」/28.99ドル(約2,685円)
  • 「NUDE」/19.99ドル(約1,851円)
  • 送料/15.00ドル(約1,389円)
  • 合計/63.98ドル(5,925円)(換算レート: 1JPY = 0.0107983USD)

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