【レビュー】Belkin Express Dock for iPad:高さ調節可能なLightning端子で、ケースをつけたiPhone/iPadも接続できるドック

Belkin Express Dock for iPad

「Belkin Express Dock for iPad」(iPad 対応エクスプレスドック)をレビューします。
高さ調節できるLightning端子を搭載した、iPhone/iPad/iPod対応のドックスタンドです。

Belkin Express Dock for iPad

アップルはかつて、iPhone/iPad/iPodの各モデル用に、Dockコネクタ接続のドックを発売していました。
しかし2012年に端子がLightningに変更された際には、ドックのオプション品は廃止されました。
それが2013年にはiPhone 5s・iPhone 5c用として、再びドックが発売されました。
Lightning接続のiPad用ドックも出るかと楽しみにしていましたが、残念ながら純正品はリリースされませんでした。

Belkin Express Dock for iPad

そこでiPad Airとほぼ同時に発売された、ベルキンのこの製品「Belkin Express Dock for iPad」を買ってみました。
Lightning端子を搭載したiPhone/iPad/iPod touchを立てて、充電・同期ができます。
端子のまわりが大きめに開いたケースなら、装着したままで接続できます。
アップル純正ドックとは異なり、スピーカー接続用のLINE OUT端子は搭載されていません。
アップル認定の「Made for iPod/iPhone/iPad」マーク取得製品です。

Belkin Express Dock for iPad
▲ 同じメーカーのiPhone/iPod用ドック「Belkin Charge + Sync Dock Lightning」(写真左)を大きくして、iPadに対応させたような製品です。
「Charge + Sync Dock」は6色のカラーバリエーションが用意されています。
「Express Dock」はシルバーの1色のみです。

Belkin Express Dock for iPad
▲ アップル純正のiPad 2/第3世代iPad用ドック「Apple iPad Dock」と、ほぼ同じ大きさです。
どっしりとした安定感があります。

Belkin Express Dock for iPad
▲ ドックと一体化した、USBケーブルが搭載されています。
ACアダプタやパソコンと接続して、充電・同期ができます。
ケーブルの長さは約1.2メートルです。

Belkin Express Dock for iPad
▲ プラスチックにシルバー塗装を施したものですが、アップル製品のアルミボディとそっくりの質感で、高級感があります。
背もたれと底部の黒いパーツは、ラバー仕上げです。

Belkin Express Dock for iPad Belkin Express Dock for iPad
▲ 背面に搭載されたダイヤルを回すと、Lightning端子が2〜3ミリ上下に動きます。
厚みのあるケースを装着していていも、安定して立てられるように調節するものです。

Belkin Express Dock for iPad
▲ ホームボタンを目印に、Lightning端子の位置を合わせて接続します。

Belkin Express Dock for iPad Belkin Express Dock for iPad
▲ 端子の部分は、前後に傾けられるようになっています。
iPadを立てると、iPadの重みで傾いて、背もたれにくっつき安定します。
背もたれはゴム素材なので、デバイスの背面を傷つける心配はありません。

Belkin Express Dock for iPad
▲ ドックの端子部分は、アップルの「Lightning – 30ピンアダプタ」を意識した作りのようです。
目安として、「Lightning – 30ピンアダプタ」を接続できるケースなら、ドックに接続できそうです。
ただし、Lightning端子が持ち上がるのが2〜3ミリなので、ケースにそれ以上の厚みがあると接続できません。

Belkin Express Dock for iPad
▲ アップル純正の「iPhone 5s Case」や、「iPad Air Smart Case」と「iPad mini Smart Case」のような、Lightning端子が小さな穴状のものは接続できません。

Belkin Express Dock for iPad
▲ iPad向けとして発売されていますが、iPhoneでも使用できます。
端子がせり上がる仕掛けのおかげで、大きめのアルミケースでも装着したまま使える場合があります。
アルミ製バンパー「alumania BREEZE LINE」を併用できました。

厚みのあるケースを併用する場合は、まずドックのLightning端子を、いちばん高いところまで動かします。
デバイスを接続したら、ケースの下部とドックの底部がぶつかるまで、Lightning端子を下げていきます。

Belkin Express Dock for iPad
▲ iPad miniを立てたところ。
第1世代iPad mini用のカーボン製ケース「monCarbone Mini Smart Mate」は併用できました。

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▲ iPad Airを立てたところ。
Smart Coverと併用できるハードケース「TUNEWEAR eggshell for iPad Air fits Smart Cover」を被せたままで接続できました。

Belkin Express Dock for iPad
▲ ドックの前面は大きく開けられているので、ホームボタンも押しやすいです。

Belkin Express Dock for iPad
▲ iPadを立てたままで、Smart Coverを開閉することもできます。
ただしiPadにSmart Coverを被せた状態でドックに接続しようとすると、ホームボタンが見えないためにLightning端子の位置がわかりにくく、接続しにくいです。

まとめ

Belkin Express Dock for iPad

大きなiPadを平たくデスクに置くよりも、ドックに立てた方が、デスク上のスペースを節約できます。
iPadを手に取らなくても画面が見やすく、立てたまま操作もできます。
充電しながら写真のスライドショーを流せば、iPadをピクチャーフレーム(デジタルフォトフレーム)として楽しめます。
iPhoneにも使えるので、iPhone/iPad共用の充電スタンドとして役立ちます。

「Belkin Express Dock for iPad」は以下のオンラインショップで購入できます。
価格は5,980円です。

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