Dizzy Bee(ディジー・ビー)は、子供向けのようなかわいいグラフィックとは裏腹に、中身は歯ごたえのあるパズルゲームです。
ハイスコアに挑戦したくなる工夫・やり込み要素もあり、350円はお買い得です。
遊び方
iPhone/iPod touchを傾けて操作する、「加速度センサー」を利用するタイプのアプリケーションです。
プレイヤーが操作するのは、コロコロ転がる丸いハチのキャラクター。
邪魔な敵キャラを避けながら、各ステージに囚われているフルーツたちを救出するのが目的です。
フルーツは最初、四角いマスの中に囚われた状態で、ステージ上に固定されています。
主人公のハチが触れると、フルーツはマスから解放されて、主人公と同じように転がりはじめます。
このフルーツをひとつでも多く、ステージ上の穴に導いて救出します。
フルーツは、バイキンのような敵キャラに触れると、潰れてしまいます。
すべてのフルーツが潰されたら、やり直し。
とり残されたフルーツがない状態で、最後に自分も穴から脱出すればステージクリアです。
画面の傾きにあわせて動くのは、主人公とフルーツだけではありません。
敵キャラクターも傾きにあわせて、主人公と同じ方向に転がります。
ステージにはさまざまな仕掛けがほどこされていて、敵キャラクターにも様々なタイプがいます。
ステージの構造を見て、敵キャラクターの動きも把握しながら、操作しなければなりません。
シンプルに見えても、ステージは絶妙なバランスで構成されていて、頭脳プレイが要求されます。
失敗してもペナルティはなく、何度でも繰り返しチャレンジできます。
iPhone/iPod touchを水平に近い状態でプレイしていると、怒られてしまいます。
ピンボール台を傾けるようにではなく、車のハンドルのようにグルグル回してプレイすることを想定しているようです。
ステージのまとまりは、海に浮かぶ島として表現されています。
ステージを解いていくと行動範囲が広がり、新たな島が出現します。
全40面のほかに、高得点を出さないと遊べない隠しステージもあります。
得点評価は、助けたフルーツの数、取った花の数、フルーツたちが同時に連なって脱出できたか、の達成度で決まります。
セーブデータは3つ作ることができるので、家族・友達と遊ぶことができる親切設計です。
おすすめポイント
ステージクリア時の成績は、王冠、金、銀、銅メダルの4つのランクで評価されます。
金メダルを多く出さないと遊べない隠しステージがあるので、ハイスコア目指して繰り返し遊びたくなります。
楽しい画面デザインや動き、効果音など、ゲーム要素以外の部分もよく作り込まれています。
不満な点は、BGMが無いのと、日本語が用意されていないことぐらいです。
350円と価格が安いのも驚きです。
iPhone/iPod touchの加速度センサーを利用するという、新しい操作方式が登場したばかりのお手本が無い状態で、ここまで完成度の高いもの出してきた開発者に感心いたします。
たとえて言うなら、任天堂が新ハードのローンチタイトルとして用意したかのような、良質なゲームソフトです。
どんなゲームなのかもっと知りたい方は、開発元のサイトで公開されているデモムービーを見てください。
追記。無料お試し版が公開されました。App Storeのパズルゲーム“ディジー・ビー”に無料版“DIzzyBeeFree”
- アプリ名
- Dizzy Bee(ディジー・ビー)
- 価格
- 350円
- 対応機種
- iPhone / iPod touch
- 言語
- 英語
- 販売者
- Igloo Games
- サポート
- Dizzy Bee FAQ
- リリース日
- 2008/7/28
- カテゴリー
- ゲーム
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