大好きだったiOS用のゲームアプリ「Dizzy Bee」(ディジー・ビー)が、久しぶりにアップデートされたので驚きました。
「Dizzy Bee」は、iPhoneの加速度センサーを使ったパズルゲームです。
Igloo Gamesという独立系の開発チームが製作したアプリで、App Storeがはじまったばかりの、2008年に公開されたものです。
任天堂が手がけたかのような良質なゲームで、このサイトでもレビューをしました。
4インチ画面対応すらせず、更新が停止され、App Storeから消えていました。
今回のアップデートはバグフィックスとのことで、最新の環境でも遊べるように改善されています。
ただしiPhone 6sでプレイしてみたところ、上のように黒い枠が表示される状態です。
(こんな雑なアップデートでも、審査が通るんだなあ)
でも放置されるよりは、遊べるように更新されたことが嬉しいです。
それから、元々は有料アプリですが、無料化されています。
この「Dizzy Bee」など、Igloo Gamesの5本のゲームが収録された「Igloo Games Arcade」は、現在もApp Storeで販売中です。
「Igloo Games Arcade」なら、上下に黒枠は表示されますが、iPhone 6sでも快適にプレイできます。
それにしても、このような加速度センサーなどを使った「iPhoneならでは」の楽しみ方ができるゲームは、現在はあまり見なくなってしまいました。
この「Dizzy Bee」のほかに、ngmoco社の「Rolando」や、アップルのスペシャルイベントで披露されたセガの「スーパーモンキーボール」など、良質なゲームがApp Storeには多数ありました。
「Rolando」も「スーパーモンキーボール」も、現在はApp Storeにありません。
米国のngmoco社は、日本のDeNAに買収されて、いまはブランド名も残っていません。
課金制ソーシャルゲーム全盛の今日から見ると、iPhone用ゲームにも「古き良き時代」があったなあと、懐かしんでしまいました。
おわりに、なつかしい「Rolando」のプロモーション動画を貼っておきます。(1分40秒)