![iPad Air Smart CoverとiPad mini Smart Cover](https://arigato-ipod.com/news-image/131117smartcover1.jpg)
「iPad Air Smart Cover」と「iPad mini Smart Cover」をレビューします。
「Smart Cover」(スマートカバー)は、アップル純正のiPad Air/iPad mini用のオプションです。
iPad本体には、マグネットで固定されます。
本の表紙のように画面に被せて、大切な液晶ガラス画面を保護できます。
カバーを開閉すると、連動してiPadがスリープ/スリープ解除します。
三角形に折りたたむと、iPadを立てるスタンドとしても使えます。
iPad Air用は、第1世代のiPad AirとiPad Air 2の両方に対応しています。
iPad mini用も、第1世代のiPad mini、iPad mini 2(Retinaディスプレイモデル)、iPad mini 3のすべてに対応しています。
iPad 2〜第4世代iPad用として発売されていた「iPad Smart Cover」は、革製とポリウレタン製の2種類の素材が用意されていました。
iPad Air用とiPad mini用のSmart Coverは、ポリウレタン製のみです。
その代わり、背面も保護する「Smart Case」が革製になっています。
また「iPad Smart Cover」は四つ折り構造だったのに対し、iPad Air用とiPad mini用は三つ折り構造です。
![iPad Air Smart CoverとiPad mini Smart Cover](https://arigato-ipod.com/news-image/131117smartcover2.jpg)
iPad Air用もiPad mini用も、大きさが違うだけでまったく同じ仕様です。
カラーバリエーションどちらも、ブラック、ホワイト、ピンク、イエロー、ブルー、グリーン、(PRODUCT) REDの、全7色です。
このページでは、主にiPad Air用の「(PRODUCT) RED」を使って紹介します。
▲ iPadとぴったり同じ大きさのカバーです。
表面は、ゴムのような質感のポリウレタン素材です。
ゴムやシリコンとは異なり、ホコリはあまり付きません。
▲ iPadの画面に触れる内側には、マイクロファイバー素材が貼られています。
iPadの画面についた指紋汚れなどを拭うのにも使えます。
▲ ヒンジに内蔵されたマグネットで、iPadの側面に固定されます。
強力なマグネットにより、正しい固定位置に導かれ、小気味よくカチッとくっつきます。
iPadと接するヒンジの内側も、マイクロファイバー素材で覆われており、iPadのアルミボディを傷つける心配がありません。
取り付け・取り外しが簡単にできるので、不要なときは外しておけます。
反対側(ボリュームボタンのある方)には取り付けられません。
▲ カバー内部にもマグネットが内蔵されていて、iPadの画面にぴたっと貼り付きます。
バッグに入れて持ち運ぶときなどにも、画面を保護できて安心です。
カバーを閉じると同時に、iPadが自動でスリープモードに入ります。
iPadが消音モードになっていなければ、スリープボタンを押したときと同じように「カチッ」と音がします。
▲ カバーを開くと、スリープモードから自動で復帰します。
パスコードロックしてある場合は、パスコードを入力する必要があります。
ロック解除の動作を省略できる自動スリープ/スリープ解除機能は大変便利で、慣れると手放せなくなります。
▲ カバー開閉に連動する自動スリープ/スリープ解除機能は、設定でオフにすることもできます。
この設定項目は、カバーを取り付けたことのあるiPadにしか表示されないようになっています。
▲ カバーは三角形に折りたたむことができます。
やはりマグネットで三角形に固定されます。
こうすることで、2種類の角度で立てられるスタンドとして使えます。
▲ これは急角度の立て方。
ビデオを見たり、写真のスライドショーを家族・友だちと楽しむときに便利な角度です。
▲ もうひとつの、緩い傾斜での立て方。
画面上のキーボードをタイピングするのに適しています。
電子書籍の読書や、ウェブブラウズもしやすいです。
▲ カバー内の強力なマグネットを利用して、冷蔵庫に貼り付けることができます。
iPadでレシピを見ながら料理をするのに便利です。
ただしマグネットが外れて落下する恐れがあります。
試す際にはくれぐれも注意して、自己責任でお願いいたします。
▲ 7色のカラーバリエーションのうち赤色は、「(PRODUCT) RED」参加製品です。
販売価格の一部が、アフリカでのHIV/AIDS撲滅運動に寄付されます。
寄付つきでも、価格は他のカラーと変わりません。
▲ 旧iPad用「iPad Smart Cover」の(PRODUCT) REDバージョンは、革製でリリースされていました。
革製だったREDと比べると、このポリウレタン製の赤は、明るくまぶしい色です。
高級感はなくなってしまいましたが、鮮やかで目を引く色になりました。
Smart CoverとSmart Caseの違いは? どちらがいいか?
![iPad Air Smart CoverとiPad mini Smart Cover](https://arigato-ipod.com/news-image/131117smartcover15.jpg)
Smart Coverは画面のみを保護するものですが、iPadの背面もカバーしてくれる「Smart Case」もリリースされています。
Smart Caseは革製で、画面カバーと背面保護用ケースが一体化しています。
スタンド機能や、自動スリープ機能は同じです。
価格は、Smart Caseの方が約2倍です。
(Smart Coverは各4,104円、Smart CaseはAir用が9,504円、mini用が8,424円)
カラーバリエーションは、Smart Coverは明るくカジュアルなラインナップで、Smart Caseは落ち着いた色合いです。
背面も保護できるSmart Caseは、このままカバンに放り込んで持ち運んでもいいし、デスクなどに置くときも安心感があります。
Smart Coverは簡単に取り外しができて、価格も安いという点がメリットです。
使用スタイルによって、どちらが良いかは変わります。
せっかくiPadを買ったのなら、この便利なオプションのどちらかを買ってみることをおすすめします。
背面も保護したい場合
![iPad Air Smart CoverとiPad mini Smart Cover](https://arigato-ipod.com/news-image/131117smartcover16.jpg)
Smart Coverと併用できる、背面を保護するハードケースがサードパーティーから発売されています。
写真の製品は、TUNEWEARの「eggshell for iPad Air fits Smart Cover」です。
背面全体をカバーするクリアケースですが、Smart Coverを取り付けられるように、側面が開いています。
このような製品はiPad Air用・iPad mini用ともにリリースされているので、以下のケースカタログページで「Smart Coverと併用できる」製品をチェックしてください。
まとめ
![iPad Air Smart CoverとiPad mini Smart Cover](https://arigato-ipod.com/news-image/131117smartcover17.jpg)
iPad本体にもこのカバーのための機構が組み込まれた、親和性の高いオプション品です。
自動スリープ/スリープ解除機能は便利で、画面のロック/ロック解除の手間が省けて便利です。
2種類のスタンド機能も、さまざまな場面で役立ちます。
マグネットで簡単に取り付け・取り外しでき、手軽に使えます。
7色のカラーバリエーションで、色を選ぶ楽しみがあり、自分のiPadにさらに愛着がわきます。
iPadを買ったのなら、ぜひとも一緒に揃えたい、必需品といってもいい製品です。
以下のオンラインショップで購入できます。
価格は「iPad Air Smart Cover」「iPad mini Smart Cover」とも同じ、各4,104円です。
- iPad Air Smart Cover
- iPad mini Smart Cover
Smart Coverと同じ機能のカバーを搭載し、背面も保護する本革製のケース「Smart Case」のレビューはこちら。