【ニュース】アップル認定「Made for Apple Watch」を取得した、交換バンド用ラグの販売開始。米Avnet社からサードパーティー向けに

「Made for Apple Watch」レーザー刻印入りラグ

米Avnet社が「Made for Apple Watch」認定の、Apple Watch交換バンド用ラグを販売開始しています。
ステンレス製のラグ(バンドとApple Watch本体をつなぐ台座)で、アップルの認定を受けたことを示すレーザー刻印が施されています。
ユーザー向けではなく、バンドを製作するサードパーティー向けに販売されているものです。

Apple Watch 38mm用と42mm用の2サイズで、それぞれ25個セットと200個セットが用意されています。

38mm用

  • 25セット:278.75ドル(1点あたり11.15ドル)
  • 200セット:1,836ドル(1点あたり9.18ドル)

42mm用

  • 25セット:283.25ドル(1点あたり11.33ドル)
  • 200セット:1,866ドル(1点あたり9.33ドル)

組み立て用のドライバービット(12.65ドル)も別途販売されています。

詳細ページ:Purchase Authorized Apple Watch Lugs

アップルが交換バンド設計のために公開しているコンテンツ「Creating Bands for Apple Watch」で、ラグが必要な場合はこちらから購入するよう案内しています。

目次

ニュース解説

Apple Watchのアップル公式マニュアル「ユーザガイド」内には、Apple ブランドまたは Apple 認定のバンド以外は使用しないでください。と書かれています。
アップルはサードパーティーが交換バンドを作れるように、上記のページで5月からラグの仕様書を公開しています。
米Avnet社からアップル認定のラグが出たことで、安心して使える交換バンドが今後登場するでしょう。
色はステンレス製のシルバーのみ提供されています。

日本法人であるアヴネット株式会社を通して購入できるかもしれません。
Avnet社は、Lightning端子などのMFi(Made for iPod/iPhone/iPad)認定パーツの供給元としても知られています。

アップルは引き続き、ラグの仕様書と形状のDXFファイルを公開しています。
Avnet社が独占的にラグを提供するわけではなく、ほかのメーカーも「Made for Apple Watch」の認定を受けられそうです。
例えばスポーツバンドのような、金属製ラグを使わないタイプも登場するでしょう。

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