【豆知識】Appleの下取り・リサイクルサービス「Apple Trade In」(Apple GiveBack)の、オンライン(配送)での申し込み・利用方法

「Apple Trade In」はApple製品の買い替え時などに、不要になるデバイスを下取りしてもらえるサービスです。
下取り対象製品は、iPhone、iPad、Apple Watch、Macです。
他社製のスマートフォンやPCも引き取ってもらえます。
下取り対象ではないiPodや、下取り価格がつかないデバイスも、無料で引き取ってもらえて、環境に配慮した方法でリサイクルされます。

もともとは「Apple Renewプログラム」と呼ばれていたものが、2018年4月のアースデイを機に、サービス名を変更したものです。
サービス内容は従来と変わっていません。
Apple Store店頭で利用できるほか、近くにストアが無い方は、オンラインでも申し込めます。
店頭とオンラインでは、サービス内容が若干異なります。

Apple Trade In Apple Store店頭 オンライン
下取り額の授与方法 Apple Storeギフトカードで提供または
新しいデバイスの購入代金から割引
Apple Storeギフトカードで提供
Mac/PCの下取り 不可
ケータイ(ガラケー)の下取り 不可

ここではオンラインでの下取りの申し込み方法を紹介します。

オンラインで申し込み

Apple公式サイトの「Apple Trade Inの下取りプログラム」にアクセスします。

Apple GiveBackの申し込み方法

  • iPhoneまたは他社製スマートフォン
  • iPad
  • Macまたは他社製コンピュータ
  • Apple Watch

の4つのカテゴリから、該当するものを選択します。
ここから先は、査定を行うAppleのパートナー会社Brightstar(ブライトスター)のウェブサイトに移動します。

Apple GiveBackの申し込み方法

▲ Brightstarの「Apple GiveBackの下取りプログラム」画面に、下取りに出すデバイスの情報を入力します。
製造番号(IMEI)、型番(MP0G2J/Aなど)、シリアル番号など、デバイスの種類により入力する情報が異なります。
情報の確認方法は、「デバイスの検索方法について」に掲載されています。

Apple GiveBackの申し込み方法

▲ 入力した情報が通ると、デバイスの種類(この場合はiPad 2 Wi-Fi 32GB)が表示されます。
「デバイスが見つかりませんでした」と表示される場合は、入力した情報が誤っているか、下取り対象外の可能性があります。
iPhoneはiPhone 5以降、iPadはiPad 2以降、Macは2008年以降のモデルが下取り対象です(2018年5月現在)。

Apple GiveBackの申し込み方法

▲ 次におおよその査定額を決めるための、デバイスの状態に関する質問に答えます。
画面の破損や水濡れがある場合は、下取り額がつかない(査定額0円)場合があります。

Apple GiveBackの申し込み方法

▲ 見積もり額が表示されます。
この金額で納得するのであれば、「次へ」をタップして手続きを進めます。
もし見積もり額が0円の場合は、下取りには出せません。
Appleのリサイクルプログラムを利用するよう促されます。
リサイクルプログラムは、こちらを参照してください。

手続きはメールアドレスを入力し、認証コードを発行してから、回収のための住所・氏名などを登録します。
所有権を譲渡すること、本体のデータを消去、アクティベーションロックの解除、デバイスの電源オフを行うことを確認してから、本申し込みになります。
登録した住所あてに、「送付キット」が送られてきます。

送付キットが届いたら、梱包して返送

Apple GiveBackの申し込み方法

▲ デバイスを梱包して送るための「送付キット」が送られてきます(通常は3〜5営業日以内)。
到着した際には、本人確認書類の提示と、生年月日8桁の入力が必要とされています。
私がiPadで申し込んだ際には、これは行われず、通常の荷物のように送付キットを受け取っただけでした。

Apple GiveBackの申し込み方法

▲ 送付キットには、マニュアルと申し込み内容の確認書、着払いの配送伝票、デバイスを包む緩衝材が含まれています。

Apple GiveBackの申し込み方法

▲ 内容を確認して、デバイスを梱包します。
データ消去やアクティベーションロックの解除、電源オフを忘れないようにしましょう。
「お客様確認事項」にも署名または捺印して同梱します。

用意ができたら、伝票の配送業者に集荷を申し込むか、営業所などに持ち込んで送付します。
あとは査定結果を待つだけです。

デバイスが査定され、ギフトカードが発行される

Apple GiveBackの申し込み方法

▲ デバイスの送付後に、まず「査定が完了いたしました」として、査定額を書いたメールが届きます。
その後改めて、別のメールで「Apple Storeギフトカード」が送られてきます。
「ギフトカード」という名称ですが、紙のカードが郵送されてくるわけではなく、メールでコードが発行されるだけです。

Apple GiveBackの申し込み方法

これはApple StoreApple公式サイトで、好きなものを買うのに使える、いわば商品券です。
アプリや音楽の支払いに使われる「App Store & iTunes カード」とは異なります。
記載されている「ギフトカード番号」がわからなくなると、使えなくなるのでご注意ください。
メールから「Apple Walletに追加」しておくと、すぐに呼び出せて便利です。

ギフトカードの詳しい使い方は、こちらの記事を参照してください。

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