【編集後記】Apple Musicの「テレビ番組/ムービー」や「キュレーター」へのリンクが消える。検索以外で発見不可能に

Apple Music

iOSの「ミュージック」が、いまひとつ使いにくいと感じるようになって久しいのですが、最近また気になる変更がありました。
「テレビ番組/ムービー」や「キュレーター」の一覧にアクセスする方法がなくなったのです。

Apple Music

以前は「見つける」タブにプルダウンメニューがあって、そこから「ミュージックビデオ」や「テレビ番組/ムービー」にアクセスできました。
このメニューは最初にMac/Windows版のApple Musicから消えて、その後iOS版からも無くなりました。

Apple Music

「テレビ番組/ムービー」カテゴリには、テイラー・スイフトのライブビデオや、エド・シーランのドキュメンタリー映画、オリジナル番組「PLANET OF THE APPS」「Carpool Karaoke: The Series」などがありました。
日本で制作された、小沢健二のテレビ番組シリーズ「Tokyo, Music & Us 2017-2018」も、エピソード3まで公開されました。

Apple Music

これらのコンテンツは消えたわけではなく、まだApple Music内に存在し、視聴もできます。
ただし検索するしかアクセスする手段がなく、知らなければ存在にすら気づかない状態です。
不便だし、もったいないですね。

「見つける」タブ内にあった「キュレーター」の一覧も無くなりました。
SUMMER SONICやFUJI ROCK FESTIVALなどが、キュレーターとしてプレイリストを公開しているのですが、これも検索しないとたどり着けなくなりました。

映像コンテンツは「5月に登場」と予告されている「Apple TV」に移行するつもりかもしれません。

Apple TV

【コラム】「Apple TV」はアプリ/サービスの名称として再定義。ハードウェアのApple TV(第4世代)は「Apple TV HD」に名称変更

2019年3月26日

関連記事:【コラム】「Apple TV」はアプリ/サービスの名称として再定義。ハードウェアのApple TV(第4世代)は「Apple TV HD」に名称変更

しかしApple MusicとApple TV+のメンバーシップは別なので、有料会員向けコンテンツの移動は考えにくいです。
「キュレーター」が消えた理由も説明がつきません。
複雑なApple Musicから、利用の少ないコンテンツを省いて、シンプルにしたのかもしれません。

LINEMO