【豆知識】2組のAirPodsやBeatsヘッドホンで、ふたりで同じ音楽を聴けるオーディオ共有機能

AirPods/AirPods Proのオーディオ共有機能

iPhone/iPad/iPod touchには、2台のワイヤレスヘッドホンを接続できる機能があります。
友達や家族とふたりで、2組のヘッドホン・イヤホンで同じ音楽を聴いたり、映画を鑑賞したりできます。

目次

動作条件

オーディオ共有

iPhoneとiPod touchはiOS 13.1以降、iPadはiPadOS 13.1以降が必要です。
ワイヤレスヘッドホンは、Apple W1チップかH1チップを搭載したものに限られます。
対応しているのは、以下のApple AirPodsまたは、BeatsのBluetoothヘッドホンです(2019年11月現在)。

  • AirPods
    • AirPods(第1世代)
    • AirPods(第2世代)
    • AirPods Pro
  • Beats
    • BeatsX
    • Solo3 Wireless
    • Studio3 Wireless
    • Powerbeats3
    • Powerbeats Pro
    • Solo Pro

接続する1台目、2台目とも、上記のヘッドホンである必要があります。
以下、自分のヘッドホンが1台iPhoneに接続済みとして、2台目を接続する方法を解説します。

2台目も自分のヘッドホンを接続する

2台目に接続するのも自分のヘッドホンの場合は簡単です。

オーディオ共有

▲ コントロールセンターの右上にあるアイコンや、「ミュージック」アプリの再生中画面の下から、「オーディオカード」を開きます。

オーディオ共有

▲ 2台目のヘッドホンの電源が入っていて、近くにある場合、オーディオカードの出力先に名前が見つかります。

オーディオ共有

▲ 名前の横の●をタップしてチェックを入れると、そのヘッドホンにも音楽が流れます。

友達のヘッドホンを接続する

オーディオ共有

自分のではないヘッドホン(ここでは友達のものとします)を接続するには、ふたつの方法があります。
「オーディオカード」の「ヘッドフォン」欄にある「オーディオを共有」を選んで、画面の指示に従うと接続できます。

友達のヘッドホンを近づけて起動

ひとつめは、友達のヘッドホンが使用中ではないとき。
AirPodsの場合は、自分のiPhoneに近づけて、充電ケースの蓋を開いてもらいます。

オーディオ共有

▲ iPhoneの画面にダイアログがでるので、「一時的にオーディオを共有」を選び、画面の指示に従います。

オーディオ共有

▲ これで友達のAirPodsにも、自分用と同じ音楽が流れます。
Beatsのヘッドホンの場合も同じように、自分のiPhoneの近くでオンにしてもらいます。

友達がヘッドホンを使用中に、iPhone同士を近づける

友達がすでにヘッドホンを身につけて使用中の場合は、iPhone同士を近づけることでオーディオ共有ができます。
「オーディオカード」の「オーディオを共有」をタップし、友達のiPhoneを自分のiPhoneに近づけてもらいます。

オーディオ共有

友達のiPhoneに「〇〇さんと聴き始めますか?」というダイアログがでるので、「接続」をタップして承認してもらいます。

こんなときは

オーディオカードに「オーディオを共有」が無い

「オーディオを共有」が出るのは、すでに自分のヘッドホンが1台、接続されているときだけです。
まずはAirPodsやBeatsのヘッドホンを、自分のiPhone/iPadに接続してください。

電話の着信があったら

オーディオを共有中の友達に、会話が流れることはありません。
自分のヘッドホンで応答すれば、自分のヘッドホンで通話ができます。
自分のヘッドホンを貸して共有中の場合は、友達に応答しないようにお願いしてください。

ボリュームを調節したい

オーディオ共有

共有元となるiPhoneの画面で、2台のヘッドホンの音量調節ができます。
オーディオカード上では、個別の調節スライダと、まとめて調節するスライダが表示されます。
デバイスの音量調節ボタンでは、2台のヘッドホンのボリュームが同時に変わります
音量調節ボタンを備えたBeatsのヘッドホンなら、ヘッドホンで調節ができます。

ノイズキャンセリング機能の設定は

オーディオ共有

共有元となるiPhoneのコントロールセンターで、音量調節欄を長押ししてください。
2台のヘッドホンの音量スライダの下に、ノイズコントロールの設定もあります。
それぞれ個別に、ノイズキャンセリング機能の設定を変えられます。

公式サポート情報

関連する豆知識

あわせて読みたい
【豆知識】AirPods Proのリモコン機能は、ダブルタップではなく「つまんで押す」。有線イヤホンEarPods... AirPods Proは、軸の凹んだ部分を押して操作する、リモコン機能を搭載しています。 押す回数や長さを変えることで、音楽の操作やモード切り替えなど、数種類の操作がで...

AirPods Proのリモコン機能は、ダブルタップではなく「つまんで押す」。有線イヤホンEarPodsのリモコンに似た操作を継承

あわせて読みたい
【豆知識】2台以上のHomePodの活用方法。違う部屋に置くか、同じ部屋でステレオスピーカーとして使う HomePodは2台以上を導入して使うこともできます。 置き方によって、異なる使い方ができます。 違う部屋に置いて個別に使う ▲ 違う部屋に置いて、それぞれ独立したスピー...

2台以上のHomePodの活用方法。違う部屋に置くか、同じ部屋でステレオスピーカーとして使う

目次