AirPods Proは、軸の凹んだ部分を押して操作する、リモコン機能を搭載しています。
押す回数や長さを変えることで、音楽の操作やモード切り替えなど、数種類の操作ができます。
物理的なボタンにはなっていません。
軸に内蔵された感圧センサーが、押されたことを検知して、命令が伝えられます。
軸を押す操作は、実際には2本指で「つまむ」動作になります。
AirPods Proのリモコン機能。長押しは設定で変更可能
- 1回押す:音楽の再生/一時停止、電話の応答
- 2回押し:曲送り(次の曲のスキップ)
- 3回押し:曲戻し
長押しすると、初期設定ではノイズキャンセリング機能が切り替わります。
設定で「Siriの呼び出し」にも変更できます。
設定変更は、iPhone/iPadの 設定 > Bluetooth から、接続中のAirPods Proの欄にある「i」をタップします。
ノイズキャンセリング機能の切り替え動作(ノイズコントロール)も、3種類のモードから好きな2種類を選ぶことができます。
長押ししたときの動作は、右耳用と左耳用で、それぞれ別に変えられます。
左の長押しではノイズキャンセリングを切り替えて、右の長押しではSiriの呼び出し、といった設定もできます。
AirPods Proのリモコン操作は「EarPods」に似ている
AirPods(第1世代・第2世代)のリモコン機能は、本体をトントンと2回叩くダブルタップでした。
AirPods Proのつまんで押す操作は、iPhoneにも付属していた有線接続イヤホン「EarPods」のリモコンに似ています。
EarPodsのリモコンの中央ボタンも、AirPods Proと同じで、1回押しで音楽再生/一時停止、2回・3回押しで曲送り・曲戻しです。
AirPods(第1世代・第2世代)からAirPods Proに乗り換えた方は、変更に戸惑うかもしれませんが、EarPodsを使い慣れた方なら、スムーズに操作を覚えられます。
AirPods/AirPods Proのリモコン機能では、音量調節はできません。
Siriに頼むか、iPhone/Apple Watchで操作する必要があります(下記の関連する豆知識を参照)。