2017年から毎年恒例となっている、Apple Watchの「プライドエディション」バンドが今年も発売されました。
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これまでのプライドプライドエディションバンドは、ウーブンナイロンまたはスポーツループで、いずれもナイロン製でした。
今年ははじめて、フルオロエラストマー素材のスポーツバンドが採用され、Nike版も用意されています。
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スポーツバンドは、2015年のApple Watch発売当時からあるものです。
5年経過して、製造技術が進歩したのでしょう。
今回のプライドエディションにより、はじめて多色成形が登場しました。
商品説明によると、“ストライプを一本ずつ手で組み合わせたものを、機械で打ち抜き加工してから圧縮成形”しているそうです。
かなり手間がかかってそうですね。
こんなものを作れるようになったのなら、応用して様々なデザインを実現できそうです。
私が期待しているのは、4年前のリオデジャネイロオリンピックの際に発売された「International Collection」バンドの、Tokyo 2020バージョンです。
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「International Collection」は、2016年のリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック開催を記念して発売された、ウーブンナイロンバンドの特別モデルです。
14の国の国旗やチームカラーをモチーフにしたデザインで、リオのApple Storeで限定販売されました。
ストライプのデザインが多い中で、Japanバージョンは遊革(バンドの端を留めるリング)を赤くしただけの、シンプルなデザインでした。
プライドエディション スポーツバンドのような、多色成形技術を使えば、もっと多くのデザイン・バリエーションが作れる気がします。
オリンピックは2021年に延期になってしまいましたが、開催時にはぜひ日本のApple Storeで発売してほしいと期待しています。
ちなみに2018年の平昌冬季オリンピックの際には、韓国初のApple Storeがソウルにオープンしましたが、このような記念グッズは発売されませんでした。