iPadにSmart KeyboardやMagic Keyboard、Bluetoothキーボードなどを接続すると、キーボードショートカットで様々な操作ができます。
iPadの設定で「フルキーボードアクセス」を有効にすると、さらに多くの操作が、キーボード上で行えるようになります。
![フルキーボードアクセスの設定画面](/news-image/200524fullkeyboardaccess1.jpg)
▲ 設定 > アクセシビリティ > キーボード > フルキーボードアクセス
にある、「フルキーボードアクセス」の項目をオンにします。
![フルキーボードアクセスで画面の項目を選択する様子](/news-image/200524fullkeyboardaccess2.gif)
▲ 「フルキーボードアクセス」をオンにすると、キーボードの矢印キーやTabキーで、画面上のアイコンや項目、リンクを選択できるようになります。
スペースキーを押すと、選択中の項目が実行(タップ/クリック)されます。
![追加されるキーボードショートカットの種類](/news-image/200524fullkeyboardaccess3.gif)
▲ 「フルキーボードアクセス」が有効になっていると、使えるキーボードショートカットも増えます。
![ショートカットのカスタマイズ画面](/news-image/200524fullkeyboardaccess4.gif)
▲ 「フルキーボードアクセス」の設定にある「コマンド」で、ショートカットを自分好みにカスタマイズすることもできます。
![フルキーボードアクセスのカラー設定画面](/news-image/200524fullkeyboardaccess5.gif)
▲ 「フルキーボードアクセス」では、選択中の項目がハイライト表示されます。
デフォルトでは、青色の枠で囲われます。
「カラー」設定でホワイトにしておくと、ハイライト表示が比較的目立たず、自然な見た目で使えます。
補足
フルキーボードアクセスは本来は、身体機能の面でタッチスクリーン操作やマウス/トラックパッド操作が困難なユーザー向けの、アクセシビリティ機能です。
iPadだけではなく、iPhoneやMacにも搭載されています。
公式サポート情報
- iPad のキーボードショートカットについて – Apple サポート
- iPadでオンスクリーンキーボードと外部キーボードの設定を調整する – Apple サポート
- iPadのアクセシビリティ機能を使ってみる – Apple サポート
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