iPhone/iPod touch用の「iOS 13.7」と、iPad用の「iPadOS 13.7」ソフトウェア・アップデート」が公開されています。
iOS 13.6.1からの変更点は以下(リリースノートから引用)。
iOS 13.7では、Appをダウンロードしなくても新型コロナウイルス感染症(COVID-19)接触通知システムの利用を選択することができます。システムが利用可能かどうかは、お住まいの地域の公衆衛生当局による対応状況によって異なります。このリリースには、iPhoneで発生していたその他のバグの修正も含まれています。
一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
iPadOS 13.6.1からの変更点は以下(リリースノートから引用)。
iPadOS 13.7には、iPadで発生していたバグの修正が含まれます。
一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
※ 追記:日本では「接触確認アプリ」が引き続き必要です。
iOS 13.7にアップデート以降も、「接触確認アプリ」をアンインストールしないでください。
ニュース解説
デバイスによってはアップデート画面に
“iOS 13.7では、新しいミー文字ステッカーと、“ファイル” AppでiCloud Driveフォルダ共有が導入されます。このアップデートには、バグの修正と改善も含まれます。”
と表示されます。
これはiOS 13.4のアップデート内容が間違って表示されているものです。
「詳しい情報」をタップすると、iOS 13のアップデート内容が表示されます。
iPhoneをiOS 13.7にアップデートすると、「設定」に「接触通知」の項目が追加されます。
※ 追記:日本では「接触確認アプリ」が引き続き必要です。
iOS 13.7にアップデート以降も、「接触確認アプリ」をアンインストールしないでください。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の各国の接触確認アプリを使わずに、システム自体に機能を組み込むのは、当初のApple/Googleの発表時から予定されていました。
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