世の中の大部分のひとには関係ないことだと思いますが、watchOS 7の変更点で困っていることがあります。
「写真」アプリで写真を表示しているときに、左下にアイコンが出るようになったことです。
(Apple Watchで写真を表示する – Apple サポートより)
このアイコンは表示中の写真を使って、文字盤を作成するためのボタンです。
watchOS 6までは、写真を強く押すことで、文字盤を作成する操作ボタンが現れました。
watchOS 7で「感圧タッチ」操作が廃止されたため、このようなボタンが登場したのです。
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このアイコンは常に表示されていて、消すことはできません。
何がそんなに困るのかというと、レビュー用写真を撮るときに邪魔になるのです。
実はこのサイトのレビュー記事の中に、iPhone/iPad/Apple Watchの画面が写っている場合は、ほとんどが「スクショ」です。
できるだけデフォルトに近い状態で、シンプルな画面を見せたいので、画面のスクショを保存して「写真」アプリで見せているのです。
Apple Watchの写真撮影時にスクショを使うのは、ふたつのメリットがあります。
ひとつは、針がきれいに並んだ状態で撮れること。
アナログの腕時計などの広告写真では、針が10時10分ごろを指しているのに気づいたことはないでしょうか。
この針の配置が、バランスよくきれいに見えるからです。
Apple Watchの製品画像では、10時9分30秒が採用されています。
私も真似して、できる限りこの時間帯を使っています。
この針の配置を撮るために、10時9分を狙いすまして撮影しているわけではなくて(慌てるでしょう笑)、スクショを保存しておくわけです。
Apple Watchの写真撮影にスクショを使う、もうひとつのメリットは、秒針がブレないことです。
時計の針は動くものですから、カメラのシャッタースピードによってはブレてしまいます。
スクショを使えば、それを防ぐことができます。
そういうわけで、「写真」アプリにこのボタンを常時表示するのは、やめてほしいなーと思っています。
困っているのは私だけかもしれませんが。
常に表示されているというのは、写真ビューワーとしても格好悪いですよね。
iPhoneと同じように、1回タップすると各種メニューが表示されるように改めてほしいです。