iOS 14/iPadOS 14では、聴覚をサポートする新しいアクセシビリティ機能「サウンド認識」を利用できます。
iPhone/iPod touch/iPadで、サイレンなどの警告音や、赤ちゃんの泣き声、ドアベルの音、車のクラクション、犬・猫の鳴き声を認識すると、通知して教えてくれます。
▲ 利用するには、
設定 > アクセシビリティ
の「聴覚サポート」欄にある、「サウンド認識」をオンにします。
▲ 「サウンド認識」をオンにした場合は、「Hey Siri」機能は使えなくなります。
▲ 「サウンド」の中から、通知してほしい音を選んでオンにします。
「電気器具」には3種類の音が含まれることになっています。
▲ 設定したサウンドが認識されると、デバイスに通知されます。
▲ Apple Watchでも通知を受け取れるので、すばやく把握できます。
▲ 似ている音や、テレビの音声などが認識されてしまうこともあります。
一定時間、通知が必要ない場合は、5分、30分、2時間のスヌーズができます。
Apple Watchの通知からも操作できます。
▲ 「サウンド認識」は、コントロールセンターで機能のオン/オフもできます。
コントロールセンターのアイコンを長押しすると、認識する項目を選択したり、設定を開くことができます。
▲ ドアベル(玄関のチャイム)を通知してくれる項目もあります。
ヘッドホンなどで音楽を聴いていても来客に気づかせてくれるので、聴覚に障害がなくても利用できる機能です。
補足
設定画面では、
“危害を受けたり、負傷したりする可能性がある場合、危険性の高い場面、緊急事態、またはナビゲーション中などの状況下では、サウンド認識に頼ることはおやめください”
とされています。
公式サポート情報
- 聴覚のアクセシビリティ – iPhone – Apple(日本)
- iPhoneでサウンドを認識する – Apple サポート
- iPod touchでサウンドを認識する – Apple サポート
- iPadでサウンドを認識する – Apple サポート
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