「iPhone 12 Studio」のサービスにエラーが出ると、懐かしいSad Macのアイコンが表示されます。
「iPhone 12 Studio」はApple公式のウェブサービスです。
iPhone 12/12 Proシリーズと、ケース、レザーウォレットを、好きなカラーバリエーションで組み合わせて、仕上がりをシミュレートできます。
作った組み合わせの画像をダウンロード保存できます。
「iPhone 12 Studio」のサイトで何らかのエラーが起きると、「Sad Mac」が表示されます。
「Sad Mac」は昔のMacで、システムエラーが起きた際に使われていたアイコンです。
かつてのMacは正常に起動すると、笑顔のMacのアイコン、通称「Happy Mac」が画面に表示されました。
システムに問題が発生し起動できない場合は、泣き顔の「Sad Mac」が、エラーコードと合わせて表示されました。
(写真は書籍「SUSAN KARE ICONS」より)
「iPhone 12 Studio」でSad Macが現れる条件は不明です。
iOSのSafariで開いたままにして離脱し、再度アクセスした場合などに表示されることがあります。
アイコン画像はサーバーの「https://experience.apple/iphone/images/error.png」にあります。
Happy MacやSad Macのアイコンは、スティーブ・ジョブズ率いるMacintosh開発チームの一員だった、スーザン・ケア氏がデザインしたものです。
「iPhone 12 Studio」で使われているアイコンは、スーザン・ケア氏がデザインしたものとは改変され、底部の線が厚くなっています。
(写真左は書籍「SUSAN KARE ICONS」より。スーザン・ケア氏の出版した公式画集で、同書では「Happy Macintosh」「Unhappy Macintosh」となっている)
かつてのiPodでも、起動に失敗すると「Sad iPod」が表示されるものがありました。
※追記:「iPhone 12 Studio」はサービス終了しています。
公式サポート情報
- iPod に Sad iPod (「泣き顔」の iPod) アイコンが表示される – Apple サポート
- Macintosh: “Sad Macintosh” Error Code Meaning(Internet Archive)
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