Apple Watch用の「watchOS 7.2」ソフトウェア・アップデートが公開されています。
watchOS 7.1からの変更点は以下(リリースノートから引用)。
watchOS 7.2には、パーソナライズされたフィットネス体験がApple Watchで提供されるApple Fitness+などの新機能、およびその他の改善が含まれます。心肺機能レベルの低下を通知する機能などが追加され、点字ディスプレイに対応しました。このアップデートにはパフォーマンスの改善も含まれます。
Apple Fitness+
- iPhone、iPad、およびApple TVで利用可能なスタジオスタイルのワークアウトとApple Watchを組み合わせた新しいフィットネス体験
- 人気上位10種類のワークアウトタイプにビデオワークアウトを毎週追加: 高強度インターバルトレーニング、インドアバイク、ヨガ、コア、筋力、ダンス、ローイング、トレッドミルでのウォーキング、トレッドミルでのランニング、マインドフル・クールダウン
- Fitness+のサブスクリプションは、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、イギリス、および米国で利用可能
このアップデートには以下の機能および改善も含まれます:
- 心肺機能レベルが低下したときに通知するオプション
- iPhoneの“ヘルスケア” Appで年齢と性別に基づいて心肺機能レベルを確認可能
- “心電図” Appを利用できるほとんどの地域で、心拍数が100 BPMを超えたときに心房細動を分類
- 台湾でApple Watch Series 4以降の“心電図” Appに対応
- VoiceOverが点字ディスプレイに対応
- バーレーン、カナダ、ノルウェー、およびスペインでファミリー共有設定に対応(Apple Watch Series 4以降およびApple Watch SEのCellularモデル)
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/HT201222
watchOSのアップデート方法
ペアリングしているiPhoneを操作して、Apple Watchをアップデートします。
watchOS 7以降へのアップデートには、iOS 14のiPhoneが必要です。
iPhoneの「Watch」アプリで
マイウォッチ > 一般 > ソフトウェア・アップデート
を開きます。
「ダウンロードとインストール」をタップして、使用許諾へ同意します。
iPhoneのパスコード入力も求められます。
アップデート時には、Apple Watchが以下の条件を満たしている必要があります。
- Wi-Fi接続されている
- 充電器に接続されている
- 50%以上充電されている
またiPhoneはWi-Fi接続されている必要があります。
watchOS 7にアップデート以降は、Apple Watch単体でアップデートができます。
Apple Watchの
設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート
で「ダウンロードとインストール」をタップします。
公式サポート情報:Apple Watch をアップデートする – Apple サポート
ニュース解説
iOS 14.3との組み合わせで、心肺機能のレベルが「低い」と判断された場合に、通知を受けられる機能が追加されています。
同年代の同性の人たちと比較した、自分の心肺機能の評価(高い/平均より上/平均より下/低い)も確認できます。
ニュースリリース:Apple Watchで心肺機能レベルの通知が利用可能に – Apple
Apple Watchユーザー向けのサブスクリプションサービス「Apple Fitness+」は、日本では利用できません。
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