Apple Watch用の「watchOS 7.3」ソフトウェア・アップデートが公開されています。
watchOS 7.2からの変更点は以下(リリースノートから引用)。
watchOS 7.3には、以下の新機能、機能改善、およびバグ修正が含まれます:
- “ユニティ”の文字盤: 黒人の歴史を称え、パン・アフリカの旗の色から着想を得たもので、1日を通して身体の動きに合わせて表示が変わり、自分だけの文字盤を作り出すことが可能
- Apple Fitness+登録者のための“ウォーキングの時間”: “ワークアウト” Appでのウォーキング中にゲストがインスピレーション溢れるストーリーを共有するオーディオ体験
- 日本、マヨット、フィリピン、およびタイでApple Watch Series 4以降の“心電図” Appに対応
- 日本、マヨット、フィリピン、台湾、およびタイで不規則な心拍の通知に対応
- ズーム機能を有効にすると、コントロールセンターと通知センターが反応しなくなることがある問題を修正
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/HT201222
watchOSのアップデート方法
ペアリングしているiPhoneを操作して、Apple Watchをアップデートします。
watchOS 7以降へのアップデートには、iOS 14のiPhoneが必要です。
iPhoneの「Watch」アプリで
マイウォッチ > 一般 > ソフトウェア・アップデート
を開きます。
「ダウンロードとインストール」をタップして、使用許諾へ同意します。
iPhoneのパスコード入力も求められます。
アップデート時には、Apple Watchが以下の条件を満たしている必要があります。
- Wi-Fi接続されている
- 充電器に接続されている
- 50%以上充電されている
またiPhoneはWi-Fi接続されている必要があります。
watchOS 7にアップデート以降は、Apple Watch単体でアップデートができます。
Apple Watchの
設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート
で「ダウンロードとインストール」をタップします。
公式サポート情報:Apple Watch をアップデートする – Apple サポート
ニュース解説
医療機器としての認可が必要なため、これまで日本では使えなかった心電図機能が、ついに利用可能になりました。
“日本において、それぞれ管理医療機器(家庭用心電計プログラム)および管理医療機器(家庭用心拍数モニタプログラム)として厚生労働大臣から承認を受けて”いるとのこと。
公式サイト:Apple Watchに心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能が登場 – Apple
心電図測定機能(ECGアプリケーション)は、Apple WatchのSeries 4、5、6に搭載されています。
Apple Watch SEは対応していません。
不規則な心拍の通知は、Apple Watch Series 3とApple Watch SEにも対応しています。
iPhoneもiOS 14.4にアップデートされている必要があります。
詳しい使い方が、公式ユーザガイドで解説されています。
新しい「ユニティ」文字盤は、2月のBlack History Month(黒人歴史月間)を記念する企画の一環で追加されたものです。
Apple Watch Series 6の「Black Unity Collection」モデルも、2月1日から発売予定になっています。
スポーツバンド単品「Black Unity Sport Band」も発売予定です。
米国と38以上の国と地域で発売予定となっていますが、日本も含まれるかは不明です。