5月21日に発売された、Apple TV 4K(第2世代)を買いました。
Apple TVの新モデルは、2017年9月発売のApple TV 4K(第1世代)以来となります。
私は2015年10月に発売された、現在のApple TV HD以来、5年半ぶりの買い替えです。
Apple TV HDは、発売当初はApple TV(第4世代)という名前でした。
容量の大きい方を買った
Apple TV 4K(第2世代)の特徴は、
A12 Bionicの搭載により、Apple TV 4Kは高フレームレートHDR(ハイダイナミックレンジ)とドルビービジョンビデオに対応するようになり、高速な動きを毎秒60フレーム(fps)で、よりスムーズに、かつてないほどリアルに再生できるようになりました
とされています。(Apple、次世代のApple TV 4Kを発表 – Apple)
そもそも我が家のテレビは4Kではなく、そこまでの高性能は求めていません。
新しいSiri Remote(第2世代)だけ買おうかとも思いました。
でも5年も使えるのならと、本体ごと買い替えることにしました。
今回ははじめて、容量の大きい方を選びました。
Apple TVのストレージは、あまり使い道がなく、これまでは小さい方で十分でした。
Apple TVで再生する音楽や映画、ドラマなどは、すべてストリーミング再生で、デバイス内に保存されないのです。
今回のラインナップは、
- 32GB:21,800円(税込)
- 64GB:23,800円(税込)
となっていて、2,000円しか違いません。
また5年も使うことを考えると、実質無料みたいな差なので、64GBを選択しました。
ストレージ容量は、App Storeからダウンロードしたアプリケーションやゲームに使われます。
2019年9月にApple Arcadeがサービス開始され、Apple TVの用途も広がりました。
いままでは使い道の少なかったストレージも、これからは必要になるかもしれません。
使ってみた
Apple TV+の作品を見たり、Apple Arcadeのゲームで遊んだりしてみました。
Apple TV HDも使用頻度が少なかったので、違いがあまり実感できませんでした。
反応は良くなっているような気がします。
新しくなったリモコンSiri Remote(第2世代)はいいですね。
「タッチ対応クリックパッド」は、中央も周囲のリングも、ボタンとタッチセンサーを兼ねています。
中央部分は、トラックパッドのようになぞって、クリックができます。
リング部分は回すようになぞることで、早送りや巻き戻しができ、四方向ボタンにもなっています。
かつてのiPodのクリックホイールを彷彿とさせるもので、うれしくなってしまいました。
従来のApple TV HDと、Apple TV 4K(第1世代)にも、このリモコンは対応しています。
Apple TVだけじゃなく、iPadやMacでも使えるようになってほしいです。
ややこしい3つの「Apple TV」
現在Appleの製品には、3種類の「Apple TV」があります。
- ハードウェア:Apple TV 4K/Apple TV HD
- アプリケーション:Apple TV app
- 動画配信サービス:Apple TV+
2007年に発売されたハードウェアが、初代「Apple TV」です。
2019年に「Apple TV」の名前は、アプリに奪われます。
「Apple TV(第4世代)」は「Apple TV HD」に改名されました。
関連記事:「Apple TV」はアプリ/サービスの名称として再定義。ハードウェアのApple TV(第4世代)は「Apple TV HD」に名称変更
マルチプラットフォームで展開されるアプリが「Apple TV」、ハードウェアは「Apple TV HD」「Apple TV 4K」として分類されることになったのです。
「Apple TV」に料金をプラスすると利用できる、映像配信サービスが「Apple TV+」です。
名前が同じというのは、ややこしい。
ハードウェアの新モデルでは名前を変えほしかったのですが、「Apple TV 4K」のままでした。
将来「第3世代」ではないフルモデルチェンジ版で名前を変えるとして、どんな名前がいいかな? と考えたりしています。