有線接続のヘッドフォン/イヤフォンで、Apple Musicの空間オーディオを楽しみたい場合は、設定を「常にオン」にしておく必要があります。
Beatsの有線タイプの製品や、AirPods Maxを有線接続する場合も、例外ではありません。
目次
空間オーディオで音楽を再生するための設定
Apple Musicの音楽を空間オーディオで聴くためには、「ミュージック」の設定が必要です。
空間オーディオの設定には、以下の3つがあります。
- 自動:対応する機器からの再生時には、自動で空間オーディオで再生
- 常にオン:ヘッドフォンやスピーカーの種類によらず、常に空間オーディオで再生
- オフ:空間オーディオでは再生しない
空間オーディオで再生されるのは、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応した楽曲だけです。
「自動」再生に対応する機器
空間オーディオの設定で「自動」が選ばれている場合は、以下のデバイスで聴くと、空間オーディオでの再生になります。
(2021年6月現在)
Bluetoothヘッドフォン/イヤフォン
- AirPods
- AirPods Pro
- AirPods Max(ワイヤレス接続時のみ)
- BeatsX
- Beats Solo3 Wireless(ワイヤレス接続時のみ)
- Beats Studio3(ワイヤレス接続時のみ)
- Powerbeats3 Wireless
- Beats Flex
- Powerbeats Pro
- Beats Solo Pro(ワイヤレス接続時のみ)
iPhone/iPadの内蔵スピーカー
- iPhone XR 以降(iPhone SEは除く)
- iPad Pro 12.9 イン(第3世代以降)
- iPad Pro 11 インチ
- iPad(第6世代以降)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad mini(第5世代)
Macの内蔵スピーカー
- MacBook Pro(2018年モデル以降)
- MacBook Air(2018年モデル以降)
- iMac(2021年モデル)
その他の再生方法では「常にオン」が必要
「自動」に対応していない再生方法で、空間オーディオを楽しむには、設定を「常にオン」にしておく必要があります。
有線接続の、あらゆるヘッドフォン/イヤフォンも含まれます。
「自動」に対応しているはずの、AirPods Maxや、Beats Solo3、Studio3、Solo Proを、有線接続で使うときも同じです。
Beats EPやurBeats3のような有線接続のBeats製品も、「自動」設定では空間オーディオになりません。
公式サポート情報
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