AppleがiPad用アプリケーション「Swift Playgrounds」の新バージョンを公開しています。
「Swift Playgrounds」は、Appleの開発言語「Swift」でのプログラミングを学べるアプリです。
新バージョン4.0では、iPad上でiPhone/iPadアプリを開発し、App Store Connectに直接提出して、App Storeで公開できるようになっています。
詳しい変更点は以下(リリースノートから引用)。
- iPadで、SwiftUIを使ってiPhoneやiPadのAppを作ることができます(iPadOS 15.2以降が必要)
- App Store Connectと統合することで、完成したAppをApp Storeにアップロードできます
- Appに変更を加えると、Appのプレビューにアップデート内容がライブ表示されます
- フルスクリーンのプレビューでは、Appが隅から隅まで表示されます
- コード行内に入力候補が表示されるので、コードを素早く正確に入力できます
- Appプロジェクトにより、プロジェクトをXcodeに簡単に移動し、また戻すことができます
- プロジェクト全体の検索により、複数のファイルからの結果を表示できます
- “スニペット”ライブラリでは、SwiftUIが提供するさまざまなコントロール、記号、色を利用できます
- Swiftパッケージに対応したことで、公開されているコードを再利用してAppの機能を拡張することができます
アプリケーションは無料でダウンロード・利用できます。
iPad専用アプリケーションです。
公式サイト:Swift Playgrounds – Apple
ニュースリリース:Swift Playgrounds 4が利用可能に – ニュース – Apple Developer
マニュアル:iPadOS用Swift Playgroundsユーザガイド – Apple サポート
目次
ニュース解説
Macがなくても、iPadでアプリ開発と公開が可能になりました。
開発中のプロジェクトは、Macで開いて編集することもできます。
Swift Playgroundsは無料で使えますが、App Storeでの公開には、有料(年会費制)の開発者登録が必要です。
日本では20歳以上しか登録できません。
Mac版 Swift Playgroundsは別アプリとして公開されています。
Mac版もバージョン4.0にアップデートされ、Swift 5.5に対応しています。