音楽識別サービス「Shazam(シャザム)」が20周年を迎えたと、Appleから発表がありました。
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Shazamは2018年にAppleに買収され傘下に入っています。
えっ、20年も前からあったの!? と驚いてしまいました。
2002年の8月といえば、まだiPodの第2世代(写真左)が発表されたばかりで、Windowsにも対応していなかったような頃です。
初代iPhoneの発売より、5年も前の話です。
ニュースリリースの「Shazamが20周年を迎えました」によると、サービス開始当初のShazamは、以下のようなサービスだったそうです。
Shazamは、英国を拠点とするテキストメッセージサービスとして開始しました。当時、ユーザーは携帯電話で「2580」をダイヤルし、曲が流れた時にそれをかざすことで、曲を認識することができました。すると、曲のタイトルやアーティスト名が入ったSMSメッセージがユーザーに送信されました。
初めはインターネットを経由するWebサービスでは無かったんですね。
とはいえ、携帯電話に曲を聴かせる > データベースと参照 > 楽曲情報の回答 というのは、今のShazamと変わりません。
iPhoneも無かったような頃にサービスを始めて、現在ではたくさんの人に利用されているというのは凄いことです。
20年前といえば、まだ音楽配信サービスのiTunes Music Storeもありませんでした。
YouTubeやFacebook、Googleマップよりも歴史が古いことになります。
(ちなみに2か月前に20周年を迎えたアイアリの方が、Shazamの正式サービス開始よりちょっとだけ先です)
私もShazamはよく使います。
ラジオや飲食店の有線放送から聞こえてきて気になった、古い曲を調べることが多いです。
Siriに尋ねることもあれば、コントロールセンターから使うこともあります。
Shazamのおかげで、たくさんのお気に入りの曲に出会うことができました。
Appleにはこれからも、Shazamのサービスを継続・進化させてほしいです。