今年は珍しく木曜日(日本時間)の発表イベントで、当日からApple Watchの予約受付が始まりました。
翌日9日(金)からは、iPhoneとAirPods Proの予約受付も始まっています。
明後日の13日(火)には、iOS 16とwatchOS 9もリリースされます。
16日(金)には、一部を除いてiPhoneとApple Watchが発売になります。
Appleファンには濃密な9日間となっています。
今後のスケジュールを整理しておきます。
- 9月
- 13日(火)iOS 16とwatchOS 9公開
- 16日(金)iPhone 14/14 Pro/14 Pro Max、Apple Watch Series 8/SE(第2世代)発売
- 23日(金)Apple Watch Ultra、AirPods Pro(第2世代)発売
- 10月
- 7日(金)iPhone 14 Plus発売
- (日付未定)iPadOS 16、macOS Ventura公開
私はiPhone 14 ProとApple Watch Ultra、AirPods Proを購入しました。
届いたものから、この編集後記で取り上げる予定です。
Apple Watch Nikeのこと
今回のApple Watch Series 8で、密かにApple Watch Nikeモデルが廃止になっていました。
あれっ、イベントの中でApple Watch Nikeのことに触れていたよね? と思われるかもしれません。
私も廃止になっているとは思いませんでした。
でも改めて発表を見てみると、
- NikeスポーツバンドとNikeスポーツループの新作が登場
- watchOS 9では、Nike文字盤がどのApple Watchでも利用可能になる
としか言及していません。
Apple Watchのモデルのひとつだった、「Apple Watch Nike」は無くなったのです。
どうして無くしたのかというと、アスリート向けモデルのApple Watch Ultraの登場が理由でしょう。
Apple WatchのNikeコラボモデルは、当初は「Apple Watch Nike+」として、2016年のSeries 2で初めて登場しました。
はじめはバイカラーで穴あきデザインが特徴の、Nikeスポーツバンドのみでした。
Nikeスポーツループは、2017年のSeries 3で登場し、はじめは単品販売されず、本体とのセットでしか手に入りませんでした。
Nikeモデルの名称は、Series 5からは「プラス」が取れて、「Apple Watch Nike」になっていました。
通常モデルから2週間遅れで発売されるのが恒例でしたが、Series 6からは同時発売となりました。
Nikeモデルは、通常モデルのアルミニウムケースと同じ価格で、専用の文字盤を使えました。
ほかの文字盤もすべて使えるので、Nikeモデルにするデメリットはありませんでした。
私もなるべくNikeモデルを選んできて、Series 2、3、6、7を所有しています。
Nikeバンドもたくさん買いました。
2006年にiPod nanoで始まった、AppleとNikeのコラボレーションは、終わったわけではありません。
Apple公式サイトに「Apple Watch Nike」のページは残っていて、Nike文字盤の機能や、Nikeバンドが紹介されています。
裏面にロゴマークが刻印された、Apple WatchのNikeモデルは無くなっちゃたけど、これからはどのApple Watchでも「Apple Watch Nike」仕様にできるというわけです。
公式サイト:Apple Watch Nike – Apple