Apple Books Storeで、2021年の「今年のベスト」が発表されています。
「ブック」「マンガ」それぞれのカテゴリで、2022年に刊行されたもの、ヒットした作品中から、おすすめの作品が紹介されています。
公開ページ：Apple Books Store
ブック
2022年の「今年のベストブック」は、6つのジャンル別に、以下の作品が選ばれています。
- フィクション：凪良ゆう「汝、星のごとく」
- ミステリー：伊岡瞬「奔流の海」
- 歴史フィクション：赤神諒「はぐれ鴉」
- ファンタジー：上橋菜穂子「香君 上 西から来た少女」
- ノンフィクション：グレゴリー・J・グバー「「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた―――「ネコの空中立ち直り反射」という驚くべき謎に迫る」
- デビュー作：実石沙枝子「きみが忘れた世界のおわり」
今年最も読まれたブックとして「2022年のベストセラー」も、「小説／ミステリー」「ビジネス／ノンフィクション」「ライトノベル」の3ジャンルで選出されています。
「ブックで振り返る1年」として、SNSで話題になった作品や、映像化作品、文学賞受賞作品、話題作もまとめられています。
マンガ
2022年の「今年のベストマンガ」は、8つのジャンル別に、以下の作品が受賞しています。
いずれもシリーズの第1巻です。
- アクション：裏那圭 ＆ 晏童秀吉「ガチアクタ」
- 歴史フィクション：トマトスープ「天幕のジャードゥーガル」
- コメディ：阿賀沢紅茶「正反対な君と僕」
- SF：松木いっか「日本三國」
- ファンタジー：荒川弘「黄泉のツガイ」
- ヒューマンドラマ：末永裕樹 ＆ 馬上鷹将「あかね噺」
- 異世界：森下真「すだちの魔王城」
- 恋愛／ロマンス：いちのへ瑠美「きみの横顔を見ていた」
「2022年のベストセラー」として、今年最も注目された50作品も取り上げられています。
また「マンガで振り返る1年」として、SNSで話題になった作品や、受賞作品、アニメ化作品などもまとめられています。
公開ページ：Apple Books Store
ニュース解説
Apple Booksは今年、「少年マンガ」「少女マンガ」「青年マンガ」「女性マンガ」のように性別と年代で作品を分類する、日本での古典的なマンガのジャンル分けを撤廃しました。
関連記事：【編集後記】Apple Booksのマンガストアが、性別・年代でのジャンル分けを撤廃。もう「少年漫画」「少女漫画」じゃない
現在は「アクション」「スポーツ」「ラブコメディ」といった、内容に合わせたジャンル分けが行われています。
これにより、昨年までのあった「ベスト少年マンガ」「ベスト少女マンガ」といった表彰は、今回は行われていません。