HomePod用ソフトウェアの新バージョン「16.3」アップデートが公開されています。
HomePod(第1/第2世代)とHomePod miniに対応しています。
バージョン16.2からの変更点は以下の内容です(リリースノートから引用)。
HomePodソフトウェアバージョン16.3では、HomePod用の新機能に対応しています。このアップデートには、バグ修正と安定性の改善も含まれます。
- HomePod(第2世代)とHomePod miniの温度センサーと湿度センサーで屋内環境の測定が可能
- リマスターされた環境音は臨場感が向上し、ホームAppのシーン、オートメーション、およびアラームへの追加が可能
- HomePodの“探す”でSiriに頼んで、あなたと位置情報を共有している友達や家族の位置情報を確認することが可能
- 繰り返しのホームのオートメーションを音声だけで設定可能
- 変化が見てもわからないアクセサリや別の部屋にあるアクセサリへのスマートホームのリクエストを完了したことを示すSiriのビープ音を再生
- HomePod(第2世代)とHomePod(第1世代)のオーディオチューニングで、ポッドキャストなどの音声コンテンツをさらに聞き取りやすく最適化
- HomePod(第1世代)の音量コントロールのアップデートにより、小さな音量でより細かい調整が可能
デバイスの「ホーム」アプリケーションからアップデートができます。
同じホームにある複数のHomePodを、まとめてアップデートすることも可能です。
HomePodのアップデート方法はこちらを参照してください。
公式サポート情報:HomePod をアップデートする – Apple サポート
目次
ニュース解説
HomePod miniのハードウェアに内蔵されていた温度センサーと湿度センサーが、今回のアップデートで利用可能になりました。
Siriに尋ねて、部屋の温度や湿度を確認できるほか、温度・湿度に連動するオートメーションを設定できます。
温度と湿度センサーの動作条件として、以下のように案内されています。
- 温度と湿度センサーは、環境温度が約15°C〜30°C、相対湿度が約30%〜70%の一般家庭の室内向けに最適化されています。
- オーディオが大音量で長時間再生されている状況では、精度が低下する場合があります。
- HomePodは起動直後にセンサーの調整をするため、結果を表示するまである程度の時間を必要とします。
HomePod(第2世代)の登場により、従来のHomePod(2018)はHomePod(第1世代)に名前が変わりました。