旅先の空港で荷物から外れてしまったAIrTagを、無事に取り戻すことができました。
お盆休みを利用して、西日本に旅行をしていました。
はじめて四国を訪れて、ずっと行きたかった美術館を3か所訪問できました。
暑かったけれど、台風にも会わず、天候に恵まれたのがよかったです。
北海道に帰ってきて、空港で手荷物を受け取ったときに気がついたのですが、スーツケースに取り付けていたAirTagが、無い。
サードパーティ製のホルダーでスーツケースの外側にぶら下げていたのだけれど、ホルダーだけが残っていて、中身が抜け落ちているのです。
すぐにiPhoneの「探す」アプリで、消えたAirTagの位置を確認すると、はるか1,000km彼方の大阪の空港に。
荷物を預けたり受け取ったりしている過程で、何かの拍子に外れたに違いありません。
小さなAirTagが発見されていることを願い、紛失モードで連絡先を入れて、帰宅することにしました。
その後、数日待ってみたものの連絡はなく、「探す」のマップ上でも、同じ場所から動きがありません。
紛失物の窓口をネットで調べて、電話で問い合わせてみることにしました。
なくした場所によって、空港の施設だったり航空会社だったり、窓口が異なります。
利用した日付と便名を確認されてから、
📱私「エアタグってわかりますか? 500円玉ぐらいの大きさで、虎の絵が刻印してあって…」
📞オペレーター「調べてみますね…(数分間の保留)…お待たせしました。虎って、かわいい虎ですか?」
📱私「かわいい虎です」
📞オペレーター「こちらでお預かりしています」
ああ、よかった!
「手荷物カルーセル」と呼ばれるエリアの、ターンテーブルで見つかったようです。
なんと行きの便の到着時に外れていて、旅行中ずっと、そのことに気づいていなかったのです。
ベルトコンベアの隙間にでも挟まって、外れてしまったのでしょう。
受け渡しの方法が、空港まで取りに来るか、着払いで送るかの2つと言われ、迷うことなく配送を選びました。
安価な「ゆうパケット」を利用できると提案していただき、それでお願いしました。
電池の入ったAirTagを郵送してもらえることになり、「探す」で道のりをチェックしてみました。
連絡したその日のうちに関西空港から運び出され、新大阪郵便局に到着していました。
そこからは陸路で、北陸、東北と北上し、青森からフェリーの乗せられたようです。
発送の翌日の深夜には、北海道に上陸しています。
3日目には札幌の区分局に到着し、その翌日、発送から4日目に配達されてきました。
料金は運賃310円、着払手数料26円の、合計336円でした。
着払いって手数料をたくさん取られるイメージがあったのですが、安くて驚きました。
AirTagは金属面に擦ったような傷がついていましたが、かわいい虎の面は綺麗なままでした。
大事なAirTagを取り戻せてホッとしました。
親切に対応していただいた、関西空港のANAの方にお礼を言いたいです。
最後に、今回の出来事で気づいたことがいくつかあったので共有させていただきます。
「探す」やAirTagは便利
本格的な紛失物を「探す」を手掛かりに見つけたのは、私は今回が初めてでした。
もし位置情報がわからなかったら、どこで無くしたのかわからず、問い合わせることもできなかったはずです。
刻印サービスも便利
Apple製品の忘れ物や遺失物って多いと思うのですが、今回は刻印が、自分のものと証明するのに役立ちました。
AirTagのほかに、AirPodsやApple Pencil、iPadにも刻印ができます。
絵文字とテキストを組み合わせることもできます。
刻印は無料でできます。
刻印サービスの詳細:オリジナルの刻印とカスタマイズ – Apple
すでに所有している刻印のないAirTagには、ステッカーを貼るといいでしょう。
紛失モードの連絡先は見てもらえない
iPhoneの画面に表示するものなら見てもらえそうですが、AirTagにiPhoneやスマートフォンをかざすと表示される情報は、見てもらえないと思っておきましょう。
AirTagは場所がわかるので、早めに自分から問い合わせましょう。
外れにくいAirTagホルダーを選ぼう
今回使っていたAirTagホルダーは、ゴム製のホルダーにAirTagをはめこんで固定する、よくあるタイプのものでした。
ほかの荷物に取り付けていた「Belkin AirTag用ワイヤーケーブル付きセキュアホルダー」は、何事もなくしっかり残っていました。
空港で預ける手荷物には、このような堅牢なホルダーをおすすめします。